葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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家族にとって素晴らしい会社を作る

2013-04-28 12:34:53 | マネジメント
昨日、今日と船井総研ではリーダー以上が参加する幹部研修会を行っています。
いろんな話をしますが、その中でテーマごとに分かれて議論を行うディスカッション
を行う時間があります。

その後、全員の前で発表することを行うのですが、さすがという意見ばかりでした。
もちろん実現性については、検討しなければならないものは多いとは思うのですが、
その考え方だけでもとても刺激になります。

私が個人的に一番感心した話は、「家族に対するフォロー」という話です。

それは「40歳以上のキャリアプランをどうするか?」という議題の中から出てきた
ものでしたが、こういった話をした場合、どうしても金銭的なフォロー体制や組織に
おける居場所づくりとなりがちです。

ですが、そもそも働きやすい環境づくりを作る方がもっと大事なのではないかという
話から出たものでした。

仕事をする上では家族のフォローは欠かすことはできません。

特に経営コンサルタントという仕事は、一般的には分かりづらい仕事だったりします。
毎日朝早くに家を出て、飛行機・新幹線に乗り、夜遅くに帰ってくる。

毎日定時の仕事ではなく、不定期の仕事。

そういった仕事は家族には理解はしにくいかもしれません。
理解してもらえてなければ、応援できないはずです。
そうなれば家族に不満が生まれる・・・

それは大いに可能性がある話だと思います。


これは我々の業界の話だけではないでしょう。
そもそも社内結婚のような状況を除いて、旦那さん、奥さんが働いている会社のこと
はわかりにくいと思います。

だからこそ、会社としては家族に対して必要以上にいろんなことを伝えてあげる必要も
あるのだと思います。

それが会社で働く本人のフォロー体制充実につながり、敷いては生産性アップにも
つながり、それは業績アップにもつながる話でしょう。

ご支援先にも伝えていきたいお話でした。


本日もありがとうございました。


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新人さんより学ぶこと

2013-04-26 18:00:00 | その他
4月から船井総研にも新入社員が入り、大阪には30名程度の新入社員が
配属になりました。

今日は朝7時半から新入社員向けの勉強会の講師を務めました。

経営者様向けに講演することが多い中、新人さんへの講演というのをやって
みて、いくつか気づくことがありました。

午後には、大阪本社にて葬祭業経営者様向けのセミナーを行いましたが、
改めてきていただくお客様への感謝の気持ちが高まったということがあります。

というのも、「何か一つでもヒントを得たい!」という参加者の皆様は、
とても前向きに聞いてくださり、多くのメモをとっていただき、私たちとしても
とても話をしやすい空気でした。

一方新人さんは、朝早いこともあったのか、いやいや参加しているという気持ち
もあったのか・・・、表情が全然違います。

聞き手の意識でこうも話しやすさが変わるものかと感じたものです。


これはセミナー講師だけの話ではないですね。

打ち合わせでも、事前相談でも、対お客様に対しての聞き手は葬儀社側になります。

その担当者の聞き方で、相談者の満足度というのは大きく変わるのでしょう。
これは、テクニックの問題ではないですね。
どこまで真剣に相手のことをしろうと思っているかという、スタンスの問題です。

ですから新人さんでもベテランでも、社歴に関係なく誰でもできることです。


ちなみに上記で感じた思いというのは、船井総研の新入社員全員に感じたものでは
ありません。多くの人は、やる気に満ち溢れ、真剣にメモもとってくれました。

ただ、一部のそういう人は目立つんですね。
それで印象が大きく変わるものです。

従業員ほとんどができていても、一人が悪い意味で目立ってしまっては、会社全体の
印象が落ちてしまう可能性があります。

ちょっとしたことだけど、大きなことです。

特に入社する人が多い時期、このちょっとしたことにはこだわっていきたいですね。

本日もありがとうございました。


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グレートカンパニープレゼン大会

2013-04-17 19:35:16 | その他
本日は会社でグレートカンパニーアワードのノミネート企業様のプレゼン大会
でした。

私もご支援先企業様を一社推薦させていただき、そのプレゼンを行ってきました。

審査員は、弊社の社長を始め役員の方々。

こんなことを言うのはとても変なのですが、やはり社長であったり、役員となる
ような人たちはすごいですね。

15分のプレゼン時間の中で、その発表企業のことを把握し、ピンポイントで
肝となりそうなところを聞いてきます。

中には答えに困るメンバーもいましたし、たった15分であっても緊張する時間
でした。


その時間を通して感じたこと。

それは、やはり経営者の視点は違うということ。
同じ事象を見ていても、やはり見え方は従業員と社長では違うのでしょう。


これはどの会社でもそうです。

ですから、従業員も社長も相手のことを100%理解しようとすると、おそらく
どこかおかしくなってしまうのかもしれません。


社長がイライラしてしまう会社があります。
それはおそらく、「なんでわからないんだ!」という思いから来るものもあるのでは
ないかと感じます。


ただ、実際のところを考えると、理解が浅いとか甘いといった話ではなく、
理解の方向そのものが違うのかもしれません。

そうなると、もっとスタンスを考えながら物事を伝えたり、これでもかというくらい
くり返し伝えて行く必要があるのでしょう。


普段は社長と、社長の立場で物事を考えることが多いのですが、一従業員という立場で
社長を眺めてみると、そんなことを感じた一日でした。


本日もありがとうございました。




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たった一本の電話が生み出す感動

2013-04-11 09:08:54 | マーケティング
昨日泊まったホテルでは、とても素晴らしい体験をしました。

それは宿泊日前日のこと。
ホテルから電話がかかってきたのです。

これまで宿泊したことは2回ほど、電話がきたことはありません。

その電話の内容はこうでした。

「過去の2度のお宿泊は禁煙ルームでしたが、今回は喫煙ルームだったものですから
お間違いがないかと思い、ご連絡させていただきました。」

とのこと。

私は楽天トラベルで宿泊予約をするのですが、間違って喫煙ルームを予約してしまう
ことが時々あります。

多くの場合、というかこれまでは全て、当日フロントにてその間違いに気付き、
時既に遅しということしかありませんでした。

今回、このような一本の電話をいただけたことで、その間違いに気付けただけではなく
そこまで見ていてくれたことに喜びを感じました。


もちろん、こういった対応をする前提には、きちんとした顧客管理ができていないと
いけません。

感動接客を生み出すための基本は、顧客管理。
その情報があって初めて相手を喜ばせることができるものです。

ですが、顧客のデータだけが保存されていても意味がありません。
今回お電話いただいた方のように、その変化に気付き、対応してくれること、
それはまさにサービス力であり、これから先に違いを生み出す大切な要素です。


このホテルは、大阪の本社から少し距離があるため、普段使用することが少ないところ
でしたが、普段使うホテルから徒歩10分程度。これなら歩けます。

これからはこちらのホテルを使おうと思った素晴らしい出来事でした。


本日もありがとうございました。



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感度の高い人を育てる教育

2013-04-10 20:51:41 | マネジメント
先日、とても風が強い日の出来事でした。

特急電車が駅を出発後、50mのところで強風のためストップしました。
すぐに動くだろうと思っていたのですが、なんとそこから2時間。
社内に滞在することとなりました。

さすがにその対応力には疑問を持ちました。

それだけの時間がかかっていたことがよくわかりません。
車内には、経過報告のアナウンスが何度か流れていましたが、
「隣の駅から応援のスタッフが到着するまでお待ちください」とのこと。

私を含め、ほかの乗客の方たちもクエっションマークでした。

結局、2時間後に一番前と一番後ろの操縦席のドアから、降りて線路を歩いて
ホームに向かいました。

そこで驚くべきことに気付きます。
なんと一番後ろのそのドアからホームまでの距離は10mもありませんでした。

「これくらい、いくら風が強くてもゆっくり動かせば移動できたのでは?」

とおそらく多くの人が感じたと思います。

そういう納得感が少ない状況なので、乗客の方はイライラムード。
乗務員さんと言い争いをしている人もいました。



振り返ってみると、おそらく「マニュアル対応」としては良かったように思います。
お客様の安全性を100%守るための手順だったのかもしれません。

判断も確かに難しいところということも理解できます。
相手は自然。すぐに風が止むかもしれませんので、しばらく待つという判断もわかります。


ただ、待つにしてもお客様に対して選択肢を与えた方が良かっただろうなと感じます。

20mでもバックすれば、その駅で降りてバスやタクシーで移動するという選択肢をとった
人はいたでしょう。

自分で待つという選択をした人は、2時間待ったとしても納得ができるはずです。


この20mバックするという選択が、マニュアルを優先するか、お客様を優先するかの
大きな違いなのでしょう。

マニュアル教育では、この20mバックという選択ができないかもしれません。
あくまでお客様中心主義、お客様にとって何がベストかということ、
理念教育を通じて、仕事のやり方ではなく、スタンスを伝えることの大事さを改めて
感じた出来事でした。


とはいえ、線路の上を歩くという出来事は、そうそうできることではないので、貴重な
体験が出来たことは、私にとっては嬉しいことでもありました。


本日もありがとうございました。


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経営社様向けセミナー東京会場がまもなく開催です。

2013-04-03 21:41:30 | その他
毎年春に行う葬祭業経営者フォーラム2013、東京会場での日程があと2日に
迫ってまいりました。

今回のテーマは終活&家族葬。

終活をどのように業績アップに活用するのか。
家族葬を業績アップにどのようにつなげるのか。

そういったことを中心にお伝えしていきたいと考えております。

今日最終テキストの作成を行いましたが、私の持ち時間はまとめ講座と合わせて
90分なのですが、果たしてその時間で終わるのかというボリュームのものになって
しまいました。

いろんな会社様の事例があるので、どれもこれもお伝えしたいとなると、このような
状況に陥ります。

取捨選択しながら、特に伝えたいことだけを伝え、しっかりと時間内に収めれられる
ようにしたいと思います。

おかげさまで東京会場は満席に近い状態で、あと2、3席の状態となりました。
本当にありがとうございます。

大阪会場開催までは、まだ1ヶ月近くございます。

東京会場にお越しになれない方は、ぜひ大阪会場にご参加ください。


本日もありがとうございました。

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時間価値をどのようにして高めるか

2013-04-01 22:24:37 | その他
今日は4月1日、多くの会社では入社式でしたね。
本日お伺いした葬儀社様にも新しい社員さんが入社していました。

全く聞いていなかったのですが、急遽、新入社員さんむけにお話をさせて
いただくことになりました。

右も左もわからない状態、会社のことも知らなければ、もちろん葬儀業界の
ことなど知るはずもありません。

そこで、「社会人生活の価値を高める10の質問」というテーマでお話させて
いただきました。

これからの人生で一番の時間をさくであろう仕事について。
その価値をより高いものにできるならば、人生自体の価値を高くできるはずです。

過去と他人は変えられない。
自分と未来は変えられる。

その変えられるものにスポットを当て、それをどのような意識、考え方で付き合えばよいのか。

教えるというよりは考えていただく質問を投げかけながら、1時間ちょっとお話をさせていただきました。

結局、先輩社員の皆様も聞いていたので、ちょっと緊張してしまいましたが。

新しく入った方々に少しでもプラスになってもらえればと思います。


それにしてもとても初々しいですね。
こうやって新入社員さんと接点を持つと、改めて自分自身の見直しにもなります。

話し方、キャッチボールの仕方、間の取り方。
相手に少しでもプレッシャーが感じないように質問するにはどうしたらよいのか。
最新の注意をしながら話を進めますが、それでも反省点は多く出てきますね。

急な振りの新入社員研修でしたが、私も勉強になりました。

本日もありがとうございました。


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