葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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事務所の居心地を悪くしすぎない

2010-06-11 11:29:06 | マネジメント
会社の業績が伸びれば、必然的に人は増えていきます。
人が増えれば既存の事務所が狭くなることが多く、どこかのタイミングで事務所のリフォーム、もしくは移転という話が出てきます。

これまで狭いところで頑張ってもらったから・・・
せっかく移転するのだから・・・
お金もちょっと余裕があるし・・・

そんな想いを持って、社員にとって居心地の良い空間にしようと考えます。
その想いはとても大事です。

しかし、そんな想いとは逆に、事務所の居心地をよくしすぎると業績は悪くなってしまう可能性があります。

それはなぜでしょうか。

葬儀業界において、会社を支えているのはまさに人です。
社員がお客様のところに行き関係を作ったり、積極的にポスティングにいけるような会社は業績が順調であるように感じます。

つまり、業績がいい会社ほど、社員が“行動”しています。

事務所の居心地をよくしてしまうと、この“行動”が少なくなってしまう可能性があります。
行動が少なくなれば、業績は悪くなります。まさに悪循環なのです。

ですから、私は事務所はなるべく居心地が悪いようにすべきたと考えています。
1人に1つの机はもってのほか。事務員さんとフリースペースを作り、そこで書類の作成を行えるようにすれば十分です。

お客様が足を運ぶようなスペースは、居心地の良さを追求することが大事ですが、
事務所に関してはそれをやりすぎることが逆に良くない場合もあるのです。




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