葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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ほんのちょっとした心遣い

2011-12-23 13:15:03 | マーケティング
添付している画像、わかりますでしょうか。
今日ランチを食べに行ったお店で頂きました。

飴をキラキラのワイヤーで来るんでリボンの形にしてくれています。

クリスマスということで手作りで行ってくれているサービスのようです。

このお店、いつも混んでいるそうで、こういった気遣いもその一因となっていると思います。

私はよく「販促品に心遣いを付加する」ということをよく言いますが、まさに本日頂いたこの飴はその代表例です。

なぜこういったことが大事か。
それは一緒にいった常務が発した言葉に全て集約されていると感じました。
そのひと言とは

「細かいところまで気を遣っていますね」

そうです。
こういったことが出来ると、お店全体の印象が「気遣いの行き届いた店」に早変りします。だからこういった事が大事です。

気付く人しか気付かないかもしれませんが、気付いた人は人に話したくなるものです。
私もこれをもらった瞬間、ブログに書こうとすぐに思いました。


こういった心遣いの部分はお金が掛かるものではありません。ひとつ5円もしていないでしょう。でもみんなできないのです。

それは気付かないということもありますが、手間がかかるからです。

逆に手間をかければお金をかけずに、差別化が出来るということですね。


手間がかかるからとやめていることはありませんか?

強者が「非効率」と思うところこそ、私はチャンスだと思います。

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土日消費の変化

2011-12-17 23:50:51 | マーケティング
ゴルフ練習場業界をご支援していて、土日の動きに変化が見られていました。
特にこの3ヶ月ほどは顕著に土日が悪い。

おそらく震災後、家族を大切にする価値観の変化から土日は家族で過ごすというスタイルに変化してきているのだろうと考えていましたが、やっぱりそうでしたね。

本日の日経MJを見ると、家族消費型のレジャー施設(水族館やキッザニア)が好調であるという記事がありました。

船井総研社員は土日関係なく働く人が多いのですが、その船井総研でさえ土日を家族で過ごすという声を聞いていたので、やはりという感じです。

ゴルフ練習場にとって土日の集客減は大きな痛手です。
平日と土日ではボール単価が違うため、客数減以上の売上ダウンになってしまいます。


ただ世の中の価値観が変わったからといってそのまま放っておくわけには行きません。

考え方は2つあります。

1つは土日の集客のために、練習場に「家族消費」の価値感をつけること。
もちろんこれをやるためには「ゴルフの練習」だけを提供する場では実現できません。
来るだけで楽しい。そういう場所作りが必要となります。

そしてもう1つは平日の集客を上げること。土日を家族で過ごすゴルファーはその分平日にシフトする可能性があります。仕事をしている人であれば朝一番か夜への集客になるでしょう。その部分へのサービスを強化する。(値段を安くするという意味ではありません。)

こういったチャレンジをしていくことで、客数には変化があらわれるはずです。

時代は変われば価値観が変わります。
価値観が変われば消費も変わります。
かといってそれに流されるだけでは、誰も幸せになりません。

価値観の変化に応じて、自分達も変わっていかなければいけませんね。



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世論の影響力

2011-12-17 23:50:51 | その他
【京都地裁】葬祭積み立ての中途解約条項は無効
http://www.corporat-legal.jp/houmu_news572/

これは影響は小さくはないでしょう。
消費者への認知はそんなにあがらなくても、葬儀社様の反応は大きそうですね。

来年は葬儀がテーマのドラマも始まります。

こういった様々な形でテレビや新聞に出ることが多くなると、内容によらず
消費者への認知があがっていきます。

私はこれはとてもよいことだと思っています。

消費者が良く業界のことを知るようになれば、どんどん見る目が厳しくなっていきます。

そうなると本物サービスを提供できる企業でなければ残っていくことが出来なくなります。

そうすれば業界はどんどん良い方向に向かっていくはずです。


今回の判決の今後の広がりに注目ですね。

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就職活動報道から感じること

2011-12-12 12:25:30 | その他
最近ニュースを見ていると就職活動の話が多いですね。
例年より2ヶ月遅いスタートとなった就職活動に不安を感じる学生の声がよく取り上げられています。

「期間が短いから不安」
「期間が短いから行きたい会社が見つかるかわからない」
「期間が短いからミスマッチが起こりやすい」

など。もちろんそういう面を伝えたいために、そのような意見を集めているのだとは思いますが、そのニュースを見るたびに、ちょっとした違和感を感じます。

私などは、期間が短くなっても影響がそんなにあるかなと思うタイプです。
自己分析は会社説明会が無くても出来ます。
OB訪問だって出来ます。
情報収集はいくらでも可能ですし、逆に絞り込めるから集中できそうだと思ってしまいます。

自分自身の就職活動を思い起こしてみても、結果的に4社くらいしかいきたいと思える会社はありませんでした。

ですから週に2日のサッカーの練習にも相変わらず顔を出していましたし、それで十分な就職活動が出来ました。

時代が違うと言われそうですが、私の時代の内定率も2011年卒業生、2012年卒業生についで過去3番目に悪かった時代です。


要は「期間を短くなった」ということをどう捉えるかです。

それをマイナスに考え、言い訳にすることも出来ます。
逆にプラスに考え、廻りが行っていないことに時間を費やすことも出来ます。

「期間が短くなった」という事実は、どんなに頑張っても変えることはできません。
あとは自分が変わるだけです。

ちょっと意識を変えるだけで結果は大きく変わってくると思います。


ただこれは就職活動だけではなく、全ての物事に言えることですね。


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「まず人材」 縮む市場の差別化戦略

2011-12-11 17:30:15 | 経営
ドラッグストアーのセイジョーが人材育成に力を入れているという記事がありました。

「他者に差をつけるのは品揃えや立地よりもまず人材」

とはセイジョーの社長の言葉です。

ドラッグストアの集客といえば、日用品の安売りです。
もちろんその基本路線は崩せなと思いますが、安売り商品だけが売れていては会社として利益は上がりません。

集客商品でお客様を集め、利益商品で利益を出す。
この「利益商品」を売る力こそ、人材力が問われるところです。

小売店では、品揃えや売場作りが重要なウェイトを締めるものです。
それをおろそかにすることは出来ませんが、いよいよ人が差別化要因として重要になってきたということです。

これが縮む市場における差別化戦略の方向です。

葬儀業界はそもそも「人=商品」という一面がありますので、その重要性は昔から変わりませんが、これから市場が縮小していく中ではますます大事になっていくということがわかります。

最近、お付き合い先でもそういう話が多くなりました。

私たちがお話しするのは、技術的なお話ではありません。
そういったところはお客様の方が知識も高いですし、コンサルティング会社としても他者の方がレベルが高いでしょう。

私たちがお手伝いする人材育成は、自分で考えて動ける考働力のある人材を育てるお手伝いです。より経営者感覚を持っている人が増えれば増えるほど、生産性は上がり、業績は伸びていきます。

人育てで差をつける。

その術を今のうちに作っていくかどうかで、5年後の業績は大きく変わってくるのでしょう。


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婚活福袋から何を見るか

2011-12-06 18:09:05 | その他
来年の新年向けの商品で「婚活福袋」というものがあるそうです。
お見合い相手がついて、食事券や専門家がコーディネートしてくれるなどといった内容のようです。
そんなに多くの数は用意されていないようですが、面白い発想だなぁと思いました。

おそらく「そんなの買うの?」と思う人もいるでしょう。
確かにかなりとがった商品です。
しかしとがった商品だからなお価値があるのです。

この福袋は一部の人にしか価値がありません。
しかし一部の人には、物凄い価値がある商品なのだと思います。
その一部の人向けに商売を行っているので、これは有りの商品なのだと感じます。

今の時代、モノあまりの時代、サービスもよくて当たり前のような雰囲気もあります。
モノ消費よりもコト消費が中心になりつつありますが、それも普通のコトでは価値がなくなってきています。

普通のものではより安いという方向にしか勝機は見出せません。
逆に付加価値を追求しようと思えば、本当にピンポイントの人に向けての商開発が必要となります。

付加価値を売りたいなら、これくらいターゲットを絞り込まなければならないですね。


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来期を考えよう。

2011-12-01 15:52:54 | マネジメント
12月は船井総研の決算月です。
そのためこの時期には来期の組織が発表されます。

船井総研では1年に1回組織変更が行われます。
大きく変わる場合もありますが、変更が小さい場合もあります。

1年に1度組織が変わるこのタイミングでは、社員全員が意識を持つようになります。
そのためこの時期は揃って来年のことを考え始めます。

私たちのご支援先は中小企業がほとんどです。
そのため1年に1度の組織が変更ということはほとんどありません。

組織変更が滅多にないところもほとんどです。

だから私は積極的に組織を作るようにしています。
先ほど書いたように、組織を作りかえることが目的ではなく、そういうタイミングを通じて来期を考えてもらうきっかけにするためです。

早く動くためには、早く考えておくことが何より大切です。


まだまだ今年も残っていますが、私も来期のことも考え始めました。

来年ももっともっと中小企業のお役に立てるモノ、コトを提供していきたいと思います。

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