昨日は2ヶ月に1度の葬祭業2代目様向け経営塾「2世会」の勉強会の日でした。
いつもいつも皆様が持ち寄られる内容には、確実に成長している姿を感じ、
本当に感心するばかりです。
現実的な問題、課題もみんなで意見交換しながら、とてもよい時間が過ごせたと思います。
さて、そんな2世会の中で今回船井総研が取り上げたテーマが「マーケティングコンセプト」
これ、とても難しいものです。
正直皆さんも最初は頭の上にクエッションマークがいっぱいでした。
マーケティングコンセプトって何?
それがあると何が違うの?
それを作る必要はあるの?
フィリップコトラーによる定義を見ると
「選択した標的市場に対して競合他社よりも効果的に顧客価値を生み出し、供給し、コミュニケーションすることが企業目標を達成するためのカギとなる、という考え方」
でもこれは難しいですね。
そのまま捉えれば、マーケティングのコンセプト。
マーケティング活動の考え方となりますが、何となくイメージがわかないのではないでしょうか。
そもそも「コンセプト」というのも難しいものです。
良く耳にする言葉ではありますが、「言葉にして」といわれるとなかなかでないもの。
私はこういった抽象概念においては、正しい正解を知ることよりも(そもそも正しい正解とは何かということもありますが)、自分の言葉で語れることの方が大事だと思っています。
そういう意味で、抽象概念については「議論する時間」こそが最も価値のある時間となります。
先ほどでてきた疑問を全員でディスカッションする。
そこでひとつの答えを出すのではなく、その考える時間の中で
自分にとってすっきりする言葉が出来上がってきます。
今回の2世会ではそんな時間を十分に持ちました。
皆さん、頭から煙が出そうな雰囲気さえありましたが、とてもいい時間を過ごせたと思います。
参加者の皆様、お疲れさまでした。
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●船井総研フューネラルビジネスチーム専用サイト
「葬祭業経営.com」 http://sougikeiei.com/
●2代目、3代目葬祭業経営者向け勉強会『2世会』
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1293215469_0.html
●本ブログ経由限定。葬祭業経営者向け小冊子 無料プレゼント中!!!
『なぜ、あの葬儀社だけ業績が上がったのか』2009年発行
『葬祭業界向け 人材育成バイブル』2010年発行 2011年加筆修正
お申込はこちらまで(御社名、担当者名、住所をご記入し、ご送付ください)
ryomaeda@funaisoken.co.jp
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本当に感心するばかりです。
現実的な問題、課題もみんなで意見交換しながら、とてもよい時間が過ごせたと思います。
さて、そんな2世会の中で今回船井総研が取り上げたテーマが「マーケティングコンセプト」
これ、とても難しいものです。
正直皆さんも最初は頭の上にクエッションマークがいっぱいでした。
マーケティングコンセプトって何?
それがあると何が違うの?
それを作る必要はあるの?
フィリップコトラーによる定義を見ると
「選択した標的市場に対して競合他社よりも効果的に顧客価値を生み出し、供給し、コミュニケーションすることが企業目標を達成するためのカギとなる、という考え方」
でもこれは難しいですね。
そのまま捉えれば、マーケティングのコンセプト。
マーケティング活動の考え方となりますが、何となくイメージがわかないのではないでしょうか。
そもそも「コンセプト」というのも難しいものです。
良く耳にする言葉ではありますが、「言葉にして」といわれるとなかなかでないもの。
私はこういった抽象概念においては、正しい正解を知ることよりも(そもそも正しい正解とは何かということもありますが)、自分の言葉で語れることの方が大事だと思っています。
そういう意味で、抽象概念については「議論する時間」こそが最も価値のある時間となります。
先ほどでてきた疑問を全員でディスカッションする。
そこでひとつの答えを出すのではなく、その考える時間の中で
自分にとってすっきりする言葉が出来上がってきます。
今回の2世会ではそんな時間を十分に持ちました。
皆さん、頭から煙が出そうな雰囲気さえありましたが、とてもいい時間を過ごせたと思います。
参加者の皆様、お疲れさまでした。
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「戦略とは追いかける指標である」
この言葉は、書籍『「超」入門 失敗の本質』の中で繰り返し主張されている言葉です。
私もまさにその通りだと思います。
「戦略」という言葉は良く聞く言葉ではありますが、あれもこれもやることが戦略ではありません。
シンプルで業績に貢献するような目標(指標)を作ること、これこそが会社にとって最も大事な指標になります。
それは、シンプルであることが従業員への浸透度も高めるからです。
いろんなことが書かれていたり、難しく内容が書かれていたり、いろんな数字を経営目標として置いていたり、それではどれに力を注ぐべきかがわからなくなってしまうのです。
先日お会いしたゴルフ練習場の経営者様は、はっきりと「女性客比率20%」と述べています。これは非常にわかりやすく、その数字を追いかけてやるべきことがどんどんでてきそうです。
お付き合い先の葬儀社様でも、「リピーター比率を20%まで高める」ことをひとつの戦略指標としています。
こうすることで会社としてどんなお客様を増やすために、どんなことを重点的にやっていけばよいか明確になります。
やりたいこと、やらなければならないことというのは、星の数ほど出てきたりします。
しかし、人員をはじめ資源は限られています。
その中で優先順位をつけて取り組むことを決めていかなければならない。
それを決めるのが「指標」であり、「戦略」となるのです。
皆様の会社には、戦略となる「追いかける指標」がありますでしょうか?
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私もまさにその通りだと思います。
「戦略」という言葉は良く聞く言葉ではありますが、あれもこれもやることが戦略ではありません。
シンプルで業績に貢献するような目標(指標)を作ること、これこそが会社にとって最も大事な指標になります。
それは、シンプルであることが従業員への浸透度も高めるからです。
いろんなことが書かれていたり、難しく内容が書かれていたり、いろんな数字を経営目標として置いていたり、それではどれに力を注ぐべきかがわからなくなってしまうのです。
先日お会いしたゴルフ練習場の経営者様は、はっきりと「女性客比率20%」と述べています。これは非常にわかりやすく、その数字を追いかけてやるべきことがどんどんでてきそうです。
お付き合い先の葬儀社様でも、「リピーター比率を20%まで高める」ことをひとつの戦略指標としています。
こうすることで会社としてどんなお客様を増やすために、どんなことを重点的にやっていけばよいか明確になります。
やりたいこと、やらなければならないことというのは、星の数ほど出てきたりします。
しかし、人員をはじめ資源は限られています。
その中で優先順位をつけて取り組むことを決めていかなければならない。
それを決めるのが「指標」であり、「戦略」となるのです。
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昨日はご支援先にて店長会議に参加。
とても意義のある時間だったと思います。
この会社の店長会議は、いわゆる「会議」とはちょっと違います。
会議室ではなく、飲食店で軽くお酒と食事を頂きながら行なわれます。
議題は決まっているわけでもありません。
そのためあっち行ったり、こっち行ったりしますが、その一つ一つはとても深い。
そしてただの「話っぱなし」にならないように、ちゃんと書記がいます。
だからでてくる課題に対して、何かしらの対応策をその場で話し合いながら決定し、
それを書記が記録しておき、翌日から実行する。
そんな流れが出来ています。
面白いと感じたのは、「○○をどうしますか?」みたいな話はもちろんありますが、
「○○みたいなことをしたいんだけど?」というような未来の話も結構出てくること。
現状改善はもちろん大事なことなのですが、それだけで会社が前に進んでいくことはありません。
新しいものを生み出し、チャレンジし、それに対して修正を行なっていくことで
会社は成長していくのだと思います。
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この会社の店長会議は、いわゆる「会議」とはちょっと違います。
会議室ではなく、飲食店で軽くお酒と食事を頂きながら行なわれます。
議題は決まっているわけでもありません。
そのためあっち行ったり、こっち行ったりしますが、その一つ一つはとても深い。
そしてただの「話っぱなし」にならないように、ちゃんと書記がいます。
だからでてくる課題に対して、何かしらの対応策をその場で話し合いながら決定し、
それを書記が記録しておき、翌日から実行する。
そんな流れが出来ています。
面白いと感じたのは、「○○をどうしますか?」みたいな話はもちろんありますが、
「○○みたいなことをしたいんだけど?」というような未来の話も結構出てくること。
現状改善はもちろん大事なことなのですが、それだけで会社が前に進んでいくことはありません。
新しいものを生み出し、チャレンジし、それに対して修正を行なっていくことで
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成長期というのは、広告宣伝など、見せ方の力で成長を加速させることが出来ます。
成熟期から衰退期に入ると、新規向けではなく固定客向けのマーケティングが重要になり、お客様と一緒に育っていく感覚が大事になります。
そして何より、成熟期以降はお客様の商品知識が高まってくるときでもあります。
もちろん検索しやすくなるという背景も重なります。
となるとやはり大事になる「商品力」。
逆に「商品力」が圧倒的に一番であれば、お客様は何もしなくてもきてくれるものです。
葬儀社における商品力とは何かといえば、もちろんお葬式の力。
ではお葬式のレベルを上げるにはどうすればよいのでしょうか。
良く、お葬式の差別化という話になると、メモリアルコーナーや映像、アイパッドの活用という話も出てきます。
もちろん、それはそれで大事なのですが、それは本音で言えば「差別化」のレベルにまではいっていません。
それは「マネを仕様と思えばマネが出来てしまう」からです。
本当の意味で差別化をするために、良く伝える2つの言葉があります。
「深さ」と「統一感」
深さとはお客様との関係性の深さです。
私のご支援先ではこれがピカ一の会社があります。
関係性作りが徹底しているので、お礼の手紙も2件に1件は返ってくるほどです。
そしてもう1つの統一感とは、会社のコンセプトといったものをどれだけお葬式の中で感じてもらえるように「こだわる」ことができているかです。
これもコンセプトに則って、式で流す音楽、返礼品の袋、親族にお出しするお菓子、そういった全てを作っていくことで、「コンセプトを持ったお葬式」となります。
先日書いた「非効率化」ということと同じですが、
特にサービス業においてはこの部分を追求しないと商品力においての差別化は容易ではないと感じます。
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成熟期から衰退期に入ると、新規向けではなく固定客向けのマーケティングが重要になり、お客様と一緒に育っていく感覚が大事になります。
そして何より、成熟期以降はお客様の商品知識が高まってくるときでもあります。
もちろん検索しやすくなるという背景も重なります。
となるとやはり大事になる「商品力」。
逆に「商品力」が圧倒的に一番であれば、お客様は何もしなくてもきてくれるものです。
葬儀社における商品力とは何かといえば、もちろんお葬式の力。
ではお葬式のレベルを上げるにはどうすればよいのでしょうか。
良く、お葬式の差別化という話になると、メモリアルコーナーや映像、アイパッドの活用という話も出てきます。
もちろん、それはそれで大事なのですが、それは本音で言えば「差別化」のレベルにまではいっていません。
それは「マネを仕様と思えばマネが出来てしまう」からです。
本当の意味で差別化をするために、良く伝える2つの言葉があります。
「深さ」と「統一感」
深さとはお客様との関係性の深さです。
私のご支援先ではこれがピカ一の会社があります。
関係性作りが徹底しているので、お礼の手紙も2件に1件は返ってくるほどです。
そしてもう1つの統一感とは、会社のコンセプトといったものをどれだけお葬式の中で感じてもらえるように「こだわる」ことができているかです。
これもコンセプトに則って、式で流す音楽、返礼品の袋、親族にお出しするお菓子、そういった全てを作っていくことで、「コンセプトを持ったお葬式」となります。
先日書いた「非効率化」ということと同じですが、
特にサービス業においてはこの部分を追求しないと商品力においての差別化は容易ではないと感じます。
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昨日は船井総研の全体会議。
この日はいろんな人の話を聞く機会があり、様々な情報が入ってきます。
そんな中でこんな話がありました。
「効率性を追求するとどこも変わらなくなる」
効率化とは良く聞く話で、どこも目指すものです。
いわば日本のお家芸のようなものです。
だからこそ、効率化を目指す方向はどこも目指すことになり、
結果として「同一化」してしまう可能性もあるということ。
差別化というものと反対の方向に結果的に近づいてしまうという話なのです。
特に中小企業は、大企業と戦わなければならないなかで、
同一化の道に入っていっては、自ら負け戦に行くようなものです。
独自のビジネスモデルを作り上げるために必要なことは、
むしろ「非効率化」。
あえて大企業は手を出さないであろう非効率性をお客様満足に繋げて、
どこまで徹底できるか。
確かに私のご支援先の絶好調企業様も、事例としてお話しても
「すごい、でも真似できない」という話になります。
それはあまりに非効率だからです。
でもそのお陰でお客様満足はかなり高い会社です。
ただ順番が大事ですよね。
非効率を追求することが目的ではなく、
お客様満足を追及することで結果的に非効率になった。
この時に「非効率」だからといって切り捨てない。
だから他社に真似できないビジネスモデルに育っていくのですね。
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●船井総研フューネラルビジネスチーム専用サイト
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「効率性を追求するとどこも変わらなくなる」
効率化とは良く聞く話で、どこも目指すものです。
いわば日本のお家芸のようなものです。
だからこそ、効率化を目指す方向はどこも目指すことになり、
結果として「同一化」してしまう可能性もあるということ。
差別化というものと反対の方向に結果的に近づいてしまうという話なのです。
特に中小企業は、大企業と戦わなければならないなかで、
同一化の道に入っていっては、自ら負け戦に行くようなものです。
独自のビジネスモデルを作り上げるために必要なことは、
むしろ「非効率化」。
あえて大企業は手を出さないであろう非効率性をお客様満足に繋げて、
どこまで徹底できるか。
確かに私のご支援先の絶好調企業様も、事例としてお話しても
「すごい、でも真似できない」という話になります。
それはあまりに非効率だからです。
でもそのお陰でお客様満足はかなり高い会社です。
ただ順番が大事ですよね。
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どんな業界にも「成功」しているという企業はありますね。
そしてどんな業界にも成功の法則のようなものも伝えられています。
「この業界はこれをやりなさい」
そんなものもあるでしょう。
そういった固定のノウハウを売ることも出来るかと思います。
ただ、私の場合、固定のやり方を伝えるということはしません。
確かに「このやり方をやれば成功する!」そういったものを伝えることで、
業績を伸ばすことは出来るでしょう。
ただ成功の方法はひとつではありません。
たとえ王道のやり方であっても、その会社さんに合わないことは結局無理をさせることにつながり、
「売上が上がってもなんか楽しくない」
ような状況になることもあります。
それは果たして幸せなのだろうかといつも感じます。
私は毎日違うお客様のところに足を運んでいます。
そうすればどの会社もタイプが違います。
もっといえば社長のタイプも違います。
追求すべきは「あるべき論」ではなく、「らしさ」です。
「らしさ」を追求すると、生産性が最大化し、業績は伸びるものと考えています。
業績アップの王道によって、ひたすら業績を伸ばすか
らしさを追求し、独自のスタイルで楽しく業績を伸ばすのか、
大変なのは後者かもしれません。
でも私はこちらの考え方で経営者様と一緒に頑張っていきたいですね。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●船井総研フューネラルビジネスチーム専用サイト
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ただ、私の場合、固定のやり方を伝えるということはしません。
確かに「このやり方をやれば成功する!」そういったものを伝えることで、
業績を伸ばすことは出来るでしょう。
ただ成功の方法はひとつではありません。
たとえ王道のやり方であっても、その会社さんに合わないことは結局無理をさせることにつながり、
「売上が上がってもなんか楽しくない」
ような状況になることもあります。
それは果たして幸せなのだろうかといつも感じます。
私は毎日違うお客様のところに足を運んでいます。
そうすればどの会社もタイプが違います。
もっといえば社長のタイプも違います。
追求すべきは「あるべき論」ではなく、「らしさ」です。
「らしさ」を追求すると、生産性が最大化し、業績は伸びるものと考えています。
業績アップの王道によって、ひたすら業績を伸ばすか
らしさを追求し、独自のスタイルで楽しく業績を伸ばすのか、
大変なのは後者かもしれません。
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