葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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来年の準備は進んでいますか?

2012-10-30 10:49:19 | 経営
10月もそろそろ終わる頃ですね。
これから葬儀業界は忙しさが増していく時期ですね。

船井総研も実はこの時期が一番仕事が詰まってくる時期なのです。

その理由は、通常のコンサルティング活動をしながら、会社全体が来年の
ための準備活動を行うためです。

私も来年のチームの方針や目標作り、そして葬儀業界に対しての提案など、
毎日頭を悩ませるのがこの時期です。

11月はその内容のすりあわせを行い、12月に確定。
1月上旬に全体に発表。2013年がスタートという流れです。

まだまだ2ヶ月あります。
ですがもう2ヶ月しかないといえます。

特に経営者は、この2ヶ月という期間の過ごし方が非常に重要になります。

通常の業務をこなしながら、あっという間に来年では遅いのです。
時代の変化は早く、特に葬儀業界も近年はスピード感を持って変化しています。

それに対応しながら、どのようにして良い会社を作っていくか。
真剣に頭を悩ませなければならないでしょう。


私のご支援先でも既に来期の経営計画書の作成をスタートしているところは
少なくありません。

そして年末から年始にかけて、発表会を行います。
これはいわば、社長の「決意表明」ですね。

この言葉を持って、会社がひとつになる。
すばらしい一年のスタートですね。


この時期は、ぜひ頭に一杯汗をかきましょう。


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 『なぜ、あの葬儀社だけ業績が上がったのか』2009年発行
 『葬祭業界向け 人材育成バイブル』2010年発行 2011年加筆修正
お申込はこちらまで(御社名、担当者名、住所をご記入し、ご送付ください)
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人がイキイキ働く土台を作る

2012-10-28 11:54:27 | マネジメント
ご支援先のゴルフ練習場ではある女性の活躍がめまぐるしくなってきました。

POPは素敵なものを創る。
場内の装飾もどんどんレベルが上がる。
女性トイレ内がどんどん進化する。
そして何より遊び心がある。

その方が任された仕事というのが、女性客の比率を5%上げるという命題。
社長と私でそこだけを決めて、後はその女性に全てやり方はお任せしました。

そのことが良かったといえます。まさにやる気に火をつけることができました。
その女性はどんどん自分なりのオリジナリティを発揮していきました。

女性客増プロジェクトも名前が変わりました。
その名も「女性客来来!!大作戦!」
遊び心があっていいですよね。

そして感動したのが、その女性からの報告書。
自分でフォーマットを作っていましたが、その最後にある項目がとても良かったのです。
それは

「ボスからのメッセージ」

要するに社長のコメント欄ですが、社長コメントと書くとかたいものになってしまいます。
本人もそんな固い雰囲気はいやだったのでしょう。
この「ボスからのメッセージ」には、とても楽しんでいる雰囲気が伝わってとても良いと感じました。

社長はその後も希望者を募り、講師を招いてのPOP研修を開催したりと、なるべく本人たちのやる気に火をつけることに意識を集中しています。

方向だけ決めてやり方は任せる。

やはり人の成長には、欠かすことのできない要素ですね。



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叱る基準も明確にする

2012-10-25 14:18:34 | マネジメント
褒めることが大事。
よく言われることですね。

一方で、「叱ること」も大事です。
ただ叱ることは、間違えてしまえば本人のやる気を落としかねません。

「仕事」を叱って「人」は叱らない。

よく言うことですが、私自身はその「仕事」の中にも基準を持って
叱るようにしています。

私自身は、あまりメンバーを叱ることはありません。

多くの場合「失敗」はないと思っているからです。
たとえ取組みに対してうまくいかないことがあったとしても、

「それがうまくいかない」

ということがわかっただけでも私はプラスだと考える人間です。

ですから、私の場合、多くのことが「失敗」となりません。
だから叱るようなこともないわけです。

ですが唯一叱る基準があります。


それは「後退したとき」です。


前はできていた仕事が、できなくなってしまっていたとき。
それは成長ではなく衰退、後退です。
前の仕事が全く生かされていないということになります。

そのときのみは叱るようにしています。


こういった基準を作ることで、何を「大切にしているか」を伝えるように
しています。

基準なしで叱るだけだと、何をやっても叱られるという印象も与えかねません。
そうなればメンバーは動きがどんどん鈍くなりってしまうのです。


皆様も叱るという行動に基準をもっていらっしゃいますでしょうか。



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葬祭業2013年時流予測セミナー終了

2012-10-11 22:39:34 | 経営
葬祭業2013年時流予測セミナーが無事終了しました。

初めて踏み込んだ「右腕育成」というテーマ。
いつもの成功事例発表的な内容とは、また違った内容のお話をさせて
いただきました。

経営者様のご参加はもちろん、今回は右腕となってもらいたい従業員様も
ご一緒に参加いただきました。

なかなか自分の会社では、社長が踏み込んでお話できないような内容を
私が変わりにお話させていただきました。

なぜ、社長の給与は高いのか 
なぜ、社長はイライラするのか
なぜ、社長はスピードを大切にするのか
会社が倒産するということはどういうことなのか

そんなお話は、社長からはお話ができることではないと思います。
ただ知っていると知っていないでは、従業員様の意識も変わってきます。

多くのうなずきと、多くのメモを取っていただいたことにとても感謝です。

ご参加いただいた全ての企業様が、心強い右腕を育て、強い会社に育って
いただきたいと、心から思います。


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供養の意味を伝える必要性

2012-10-05 17:31:49 | マーケティング
世の中には2種類の消費の形があります。

「しなければならない消費」と「したい消費」

必需品と嗜好品という言い方もありますが、この場合は商品そのものが
別のものだったりします。

「しなければならない消費」と「したい消費」は同じ業種の中にもどういうことか。


先日お邪魔した繁盛店タクシー会社。
この社長がおっしゃっていました。

「しなければならない移動」というマーケットはどんどん縮小する。
それはインターネットなどが進めば今後も間違いなくしぼむ。

だからこそ「したい移動」を私たちは作っていかなければならない。
旅行の提案やどうせ移動するなら○○タクシー、そんな存在にならなければいけないと。


これはどんな業界にも置き換えられるでしょう。

もちろん葬儀業界においてもです。

タクシー業界における「移動」は、お葬式業界における「供養」ではないかと思います。

「しなければならない供養」それはつまり、行事としてしなければならないお葬式のこと。
お葬式そのものに意味を感じていない方のお葬式は、どんどん単価が下がります。
確かにマーケットが萎むでしょう。

一方、「供養をしてあげたい」というマーケット。
ここのマーケットにおいては単価が下がることはないと思います。
このマーケットをいかに取り込むかが業績アップには欠かすことができません。

そのように考えると、葬儀社における役割というのは、

「ご供養とは何か?」

を伝えることにあるように思います。
なぜ供養するのか、供養することによってどんな効果があるのか、

それを伝えること自体が「供養してあげたい」マーケットを育てることになります。

この活動を放棄し続けると、自社には「しなければならない供養」マーケットだけが残ります。


お葬式文化が消えないように。

ぜひ「ご供養とは何か」を伝える活動を進めていただければと思います。


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●葬祭業向け 2013年時流予測セミナー
http://www.funaisoken.co.jp/page.jsp?id=100769


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