葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

経営スピードが鈍化するとき

2012-09-10 09:26:24 | 経営
昨日のご支援先では、8月に最高月販を記録し、ますます成長を加速させようと
様々な取組みを決めました。

イベントの決定はもちろん、出店に関する計画やシェア拡大に関する取組みも
どんどん決まる。

どんどん決まるのだけども、一つ一つ優先順位をつけなければいけない状況に
あります。
本当は全部一緒にやりたいくらいの方なのですが、優先順位をつけざるを得な
い状況にあります。

それは、任せられる人の問題。

成長に伴って人がどんどん増えてきているこの会社。
人数も30人近くなってきた中で、トップ1人で全てをサポートするにはなかなか
大変なことです。

特に1つの場所に全員ならまだしも、出店などを進めることで社員も点在。
移動なども発生するため時間的な制約も生まれます。


新しい取組みをやろうとするときに、まず出てくる問題が「誰に任せようか」
という話です。

優秀な社員さんはいっぱいいます。
ただどちらかといえば、担当者としての優秀社員であり、リーダーとしては
まだまだ投資発想や利益意識が弱い状況。

優秀なプレイヤーを育てるのと、経営のスピードを高めるリーダーを育てる
ことは全く違うんですね。


当たり前ですが、リーダーは1ヶ月や2ヶ月で簡単に育つものではありません。
ということは、リーダーを育てるための取組みを継続的にし続けないと、
会社の成長は行き詰るということです。

もっと正確にいえば、「社長の能力以上の会社にならない」ということです。

社長1人で見ることのできる限界値までしか、成長は難しいでしょう。


もちろん、社長のワンマン経営は良さがありますし、規模の拡大を目指さない
のであれば、その形はとても良い形だと思っています。


ただ、もっと上を、もっと成長をという会社には、
こういった人材の育成はなくてはならないものになりますね。


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