面接で良い人材を採るために

葬儀社だけではなく、サービス業全般にとって人の採用は大きな問題です。
私は採用活動にはかなり力を入れます。

なぜなら、後から人を育てるよりも、自分で育つ人を採用する方がよっぽど楽だからです。

人を育てるというのは、それくらい私は難しいと考えています。

採用活動においては、私はよく面接に立ち会うようにしています。
というより、面接の試験官をよくやっています。

私はそこで主に”コミュニケーション力”を見ています。
コミュニケーション力とは、相手の話を聞く力、そしてわかりやすく物事を伝える力だと捉えています。

よくやることが、「相手の得意なことを語ってもらうこと」です。

面接に来た人は少なからず緊張しています。
緊張していると普段どおりに話せない人もいるでしょう。

しかもその場で聞いた質問に対しては、頭が真っ白になってしまうことも
あるかもしれません。

そのため、あえて相手の土俵で話をしてもらいます。

その中で、どれだけわかりやすく、そして専門用語などを使わずに、聞く側の立場に立って話を出来るかどうかを確認しています。

葬儀の現場などは、まさにそういう状態だと思うのです。
相手が知らないという前提で、わかりやすく物事を伝えることが求められます。

こちらの仕事内容だけを伝えて、「できますか？」で終わってしまってはもったいないですね。

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