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PIRLLEI DIABLO ROSSO III レビュー

2023年10月03日 | オンロード バイク
ninja250ですが、バイアスタイヤからラジアルタイヤ(PIRLLEI DIABLO ROSSO III)に履き替えてから半年が経ちました…が今年の夏は危険なほど暑くバイクに全然乗れていませんでした orz

先週末も最高気温が 33℃とまだまだ暑かったのですが、今までよりはるかにマシ…ということで気合を入れワインディングでタイヤの性能をチェックしてきました。

試しに行った場所は、鞍掛峠と鈴鹿スカイライン、ともに勾配がキツイ峠道です。


鞍掛峠





鈴鹿スカイライン





まずは上り…1速からレッドゾーン(13,500rpm)まで引っ張り2速に入れたとたんドンと大きなショックと共に不自然に車体が前に押し出されました。

これは ninja250の最大トルクの発生回転数が10,000rpmなので、回し過ぎてパワーバンドから外れ2速に上げた瞬間パワーバンドに入り車体が前に押し出されたのだと思います。低速域では 12,000rpmより手前でシフトチェンジした方が良さそうです。

肝心のタイヤの感触ですが、バイアス、ラジアル共にコーナーリング中に大きくアクセルを開けても滑り出すことはありませんでした。※ninja250にトラクションコントロール機能はありません

まぁ非力(37ps)なので、そうだろうなと思っていたのですが問題は安心感です。バイアスは固く路面の凹凸を拾いゴツゴツした感触でいきなり滑り出すのでは…と少し怖かったのですが、ラジアルはしっとりとした感触でかつ路面状況が分かり易く安心感が全く違いました。

リアにしっかりとトラクションをかけ、パワーバンドに入れておけば直線以外、大型バイクについて行くことができました。上りでこれはちょっとビックリです。

後でリアタイヤを見てみると、かなり熱が入っていて大きなトルクがあるわけでもないのに、タイヤの表面が荒れていました。



パラツイン4ストの250をなめてました。



次に下りですが、こちらもラジアルの方が安心感があり、コーナーの奥まで突っ込むことができ、タイヤのサイドまでしっかりと使えるようになりました。



しかしコーナー手前の急減速でフロントサスが底突きを起こし逃げ場のなくなった力がタイヤを変形させ、左右にヌルヌルっと動く気持ちの悪い挙動を感じました。

しっかりとハンドルを握っていないとフロントを持っていかれそうで怖かったです。これはバイアスタイヤの時から変わっていないのでフロントサスの圧側を調整したいところですが、ninja250 はSSではないのでそんな調整機構はありません。

一般道ではフロント、リアサスともに固目だと感じていたのですが、ワインディングではもっと固くしないとダメそうです。リアはイニシャルで何とかなるとして、フロントはサスのオイルの粘度を上げる必要がありそうです。まぁそんな乗り方をしなければ良いだけなのですが…



今回、履き替えた PIRLLEI DIABLO ROSSO III の感想は…

スポーツタイヤらしく限界性能は決して高くはないのですが(それでもラジアルタイヤより全然良い)早く熱が入り滑り出しが分かり易いので万人受けする優等生に感じました。

限界域での挙動ですが、下りのコーナー出口でアクセルを大きく開けた際に前後ともに微妙に滑ってはグリップを取り戻しを繰り返し、トットットットと外へ膨らんでいく感じがしました。この状態になった場合セルフステアで、アクセルをパーシャルに保てば自然に落ち着きます。

CBR-954RR+SPORTEC M7RRの時のヌルっと滑り始めるのとは随分印象が異なりました。いずれにしてもいきなりグリップを失いスリップダウンする可能性は少なそうです。

サーキット走行するのであれば、絶対に SUPER CORSA  が良いです。あれは別物です。まぁそのような方は CBR-250RRを購入すると思いますが…
 
純正タイヤより確実にライフは短くなると思われますが、それ以上の利点が PIRLLEI DIABLO ROSSO III にはあります。ツアラーである ninja250との組み合わせはアリだと感じました。

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