香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ふくわらい

2015-10-11 19:30:18 | 本のこと
西加奈子さんの
『ふくわらい』



マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、
書籍編集者の鳴木戸定。 彼女は幼い頃、
紀行作家の父に連れられていった旅先で、
誰もが目を覆うような特異な体験をした。
その時から彼女は、
世間と自分を隔てる壁を強く意識するようになる。
愛情も友情も知らず不器用に生きる彼女は、
愛を語ってくる盲目の男性や、
必死に自分を表現するロートル・レスラーとの触れ合いの中で、
自分を包み込む愛すべき世界に気づいていく。


なんだか久しぶりの本のこと…
この本は、別海までも持って行ったのだけど
主人公・定のあまりにも奇抜で不思議なキャラに
なんとなくのめり込みことができず
それでも、読むのをやめる気にもなれず
読んでは、いつの間にか寝てしまうというパターンで
なんと2週間くらいかけて読了?

定という人と、定の周りの人々が
どんどん愛おしくなっていくうちに
『ふくわらい』の世界から抜けられなくなり
読み終わって、なんともいえない感動
素敵な物語、希望や優しさがムクムク
余韻たっぷり、読んでよかった



早起きは三文の得
この時期、朝ランすると、
ちょうど朝日がきれいな季節



そして、なんだかすごく早く目が覚めちゃうと
朝焼けと三日月と1個だけの星を見ることができちゃう

この頃は、突然雨が降ってきたりでお天気悪いからこそ
晴れたり、美しい風景を観れるとうれしいのだな

馬追山トレラン

2015-10-10 20:56:34 | 走ること
今日は、いつもお世話になっているエフランの
19周年のお誕生日だったのです
東京と、大阪と、北海道で13:30に
同時に乾杯しようという企画
そして、もちろんその前に走りましょうと

長沼温泉に集まって荷物を預けて
馬追山に向かって総勢10名で走りました
山の中を走るのは初めてで、
登りも走るのと思っていたら
ほとんど、走れませんでしたわ
下りは慣れずに怖かったんですが
それでも、山に入った途端の空気の違いや
風の音と、木漏れ日が気持ち良かった



そんなに高い山じゃないのですが
結構登った気分



長沼の町が一望



こんなとこ、降りたり登ったり



山を出てからも、景色がきれい
ホント、楽しかった約13km

温泉に入って、隣のジンギスカンコーナーで
ビールが美味しいこと美味しいこと



長沼ジンギスカンの食べ比べ
一番人気は佐藤ロースのようだったけど
わたしのテーブルは長沼ロースだったな
食べ放題、飲み放題で
いつものように弾けて笑って騒いで帰って来ました

エフラン19歳おめでとうございます
みなさん、いつもありがとうございます

あっという間だったね

2015-10-08 06:44:18 | 旅に出たい
マラソンの次の日は
ゆっくり帰りましょうということで
ホテルは9時半出発予定
ぐっすり寝たので、7時に朝食ロビーに行くと
Tさんがいて、すぐにNさんもきて、
少し遅れてYさんも来た
みんな早起き

時間があったので
Nさんと散歩がてら和商市場へ行ってプラプラ
なんども釧路には行っているのに、和商市場に入るのは初めて
勝手丼という、自分でネタをお店で買ってきて乗せて食べる丼を
持ってウロウロしている人たちがチラホラ
旬は、秋鮭ですね

みんなで集まってから、フィッシャーマンズワーフMOO
Yさんのおくさまが楽しみにしているチーズせんべいをゲット
そして、ここでもプラプラ



チョウザメの水槽や、
毛がにのクレーンゲームもありました

釧路を出発して、
白糠から高速にのっていっきに帰る予定
その前に、白糠の馬主来(パシクル)湖へ
Tさんがご家族のかたと行った時に、
タコが丸ごと干されてクルクル回っていたそうな…

パシクル湖の方に車は入れず、向かいの海側へ



深呼吸をなんどもしたくなる
広い空と海



タコクルクルはもうやっていなくて
何匹も丸ごと干されておった~



噂の馬主来(パシクル)湖
タコ屋(?)のおばちゃんは入って行けないと言ってたけど
東屋とかあるので、昔は入れたのかな

ちょうどお昼になったので、
白糠駅の方のやはたで白糠ラーメン



塩味のベースが魚系で、
麺が細く白い縮れ麺であっさり系
とってもおいしかった

白糠インター入口前にある
チーズ工房 酪恵舎でちょっと買い物をしてから高速へ
高速にのってからは、早かった
3時間半ほどで北広島についてしまいました

濃厚な3日間、終わってしまって
なんだか、とってもさびしい気持ちです

別海パイロットマラソン

2015-10-06 23:03:30 | 走ること
別海パイロットマラソン当日
中標津から車で30分
距離はまあまあ、あるはずだけど
信号がないので、あっという間



別海はちょっと風が強く冷やっと冷たい空気
1500人弱の大会なのだけど
顔見知りの方々がたくさん
レース前に、みんなで写真を撮ったり
楽しくお話をさせてもらって、リラックス
10時のスタートの10分前くらいまで
笑ってお話をしていたような気がスル

スタート地点は、「ゆっくり完走」ゾーンから
今回の目標はスマイルラン!
前回の北海道マラソンでは、
後半ずっと、泣きそうになりながら走っていたので
今回は、楽しもう、笑顔で応援に応えようと

別海の街中は、沿道にたくさんの応援
みなさんの応援がとってもあたたかい
15km地点で、お年寄りのグループの方々が
並んで手を振って応援してくれていたので
わたしも手を振って「ありがとうございます!」と言ったら
全員で、絶賛応援してくれて、すっごくうれしかった
市街地を抜けて、牧草地や畑方面に入ると
人はほとんどいなく、牛さんたちや牧草ロールの応援
牧草ロールにランナーから応募したメッセージが
いくつか書いてあって、それを読むのも楽しかった

「好きで走ってるんでしょ」
「完走しちゃうんじゃない?」
走りながら、ふふっと笑っちゃう

そして、空が広くて広くて感動
周りが牧草地や畑なので、さえぎるものがなく
景色の半分以上が空なんて、すごい



ついつい写真とってしまった
前半のちょっと強い向かい風も
この景色のおかけで、持ちこたえられたような感じ

別海の風景を目に焼き付けて
淡々と、転ばず、足も攣らず、
同じようなペースで走っていたけど
やはり30km過ぎから、疲れが出て
右股関節と腰が痛くなってきたんだけど
ここで歩くと、あと10kmちょっと辛すぎる~
市街地に戻ってきたのもあり
沿道の方々の応援に力をもらって
「ありがとう!」「は~い、頑張りま~す!」
ぜいぜい ぜいぜい 「は~い!」と
応援に応えて、元気をもらって、走り続けました

思っていたより早くゴール地点の競技場に入ろうとしたら
ずっと早くゴールしていたTさんが声をかけてくれて
知り合いの方の応援に、ぐぐぐっとさらに力をもらい
ゴールまでの競技場1周を、
「終わってしまう~」、「やっとゴールだ~」
「やった~」などなど、自分でもわからなくなる感情



4時間39分04秒でゴール
ゴール後、ボランティアの高校生の女の子が
完走賞の大判タオルをかけてくれたり
手を引いてくれたりしてやさしいの、涙



その他に、完走賞として
シャケ丸々1尾
その場で、実家に送りつけてしもうた
他に、チーズやバター、ヨーグルとなども



写真は、次の日に買ったおみやげたちも一緒に

レースの結果も、雰囲気も景色も賞品も大満足で
とってもうれしい1日となりました

レース後、秋鮭鍋が振舞われたんだけど
疲れすぎて、吐き気がして食べられず
それぞれが頑張って走った4人で釧路に向かいました

釧路の夜は、ホテルの近くのはたごや
笑顔でかんぱい!
さんまや、釧路名物?ざんぎ、なんだかたくさん頼んで
楽しく夜はすぎていきました…

中標津へ

2015-10-06 07:03:24 | 旅に出たい
10月3日土曜日は、
次の日に、「別海パイロットマラソン」に出るために
エフランの先輩たちと車で中標津に向かったのです
みんなで交代で運転しようということでしたが
YさんとTさんがほとんどを運転してくれて
腰を痛めていたNさんと、わたしはほとんど運転せず
わたしの運転は不安なイメージだったのかしら

この4人のドライブ旅行
車中で笑って笑わされて、また目尻のシワが増えました

行きは、足寄まで高速道路
ちょうどお昼頃に足寄についたので
あしょろ銀河ホールという道の駅へ



足寄に着いたら、車の中のラジオから
偶然、松山千春の「大空と大地の中で」がかかり、びっくり
そして、道の駅も、松山千春だらけ



中にはレコードジャケットなどたくさんのちーさまがいます



「大空と大地の中で」がかかる歌碑



実は、初めてだった足寄の町

おなかもいっぱいになり、またドライブ
足寄は広くて、どこまでいっても足寄だったけど
やっと摩周温泉道の駅について休憩



山の中の気持ちのいい道の駅でした
釧路川が流れていて、
なんだろう橋のそばに行くと小鳥のさえずりが



別海の受付会場で受付をすませて
中標津に入ったのは5時過ぎ
うちを出たのが朝7時、レンタカーを出発したのが8時
全員が合流したのが9時頃でそれから8時間
Tさん、Yさん、運転ありがとう
Nさん、たくさん笑わせてくれてありがとう
前日までの天気予報が不安な日でしたが
晴れたり曇ったりでいいお天気でよかった



ホテルで食事をして、早めに就寝…したはずですが
みんなはどうだったかなぁ
わたしは、寝たり起きたり寝たり
そんな感じで、中標津の夜は更けていきました