香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

世界から猫が消えたなら

2012-12-03 21:30:35 | 本のこと
川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』


ある日、突然、余命あとわずかと宣告された30歳の郵便配達員
悪魔が現れて、生きるために、この人生の中なら
なにかひとつを消してしまうと、1日生き伸びると言われて
生きるために、消すことを決めるのです。

消すものは、悪魔が決めるのだけど、最初は電話
そして、映画、時計、猫・・・
今まで、漠然とあって当たり前だったものがなくなる

亡くなったお母さまの言葉
「何かを得るためには、何かを失わなければね」
欲しがってばかりいても、なくなるものは必ずあるのだ
「人生は近くで見ると悲劇だけれど、
               遠くから見れば喜劇だ」
「死と同じように避けられないものがある。
                それは生きることだ」
切なくって、懐かしくって、悲しい
そんな時間を過ごした本でした

    

北森鴻さんの『ちあき電脳探偵社』


えっと~、これは子供のための楽しいお話です
大人はちょっと退屈・・・かな

    

一昨日の夜から、すごい雪が降り積もった札幌を
昨日は、ジョギングコース下見がてら、長い散歩に出ました


農試公園横の琴似発寒川河川敷は、除雪は入らないようなので
冬の間は、走りにくそう

その後、新川通りまで出たら、西側の歩道は除雪が入って
歩道の幅もちゃんとあって、走りやすそうだったけど
東側の歩道は、人が踏みつけて作った細い道しかなかったので
新川通は西側歩道を走ると大丈夫みたい
西から東へ、東から西へと渡った車道はつるっつる
車の運転は、神経を使いそうです 気をつけてくださいね


冷たそうな新川にいたまがも? 元気だった


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2 コメント

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良い言葉ですね (トッカリ)
2012-12-04 21:54:39
こちらはつい最近父親が体調不良にて入院し先日内地の実家に帰ってきました。
今後の事を考えるとどうなるかと色々と不安がありましたが、今回のブログの言葉を読んでいいなあって思いました。
自分が好きだって思って住み着いたこの土地ですが、ここに住んでいて得られる物や失う物もある代わりに実家に戻って得られる物や失う物もある事に気づきました。
そして近くで見ると(現在の状況を自分に当てはめると)少し悲劇であるけど、遠くから見ると(時間をおいて客観的に見ると)喜劇だったねと思えるように判断したいと考えるようになりました。
今回は良い言葉を紹介してくれてありがとうございました。
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トッカリさん ()
2012-12-04 22:43:10
こんにちは
コメント、ありがとうございます

お父様、心配ですね
良くなりますように願っています

実家から離れて暮らしていると、たまに帰ると
いろいろなものが違ってきていること、感じますよね
でも、昔はこれが自分の生活だったのにって
この本、ブログには全部載せませんでしたが
とても心に残る言葉がたくさんあったのです
わたしも、素敵な本に出会えたなぁと思っています
わたしの拙い紹介に、お礼を言って頂いて
とてもうれしいです 
こちらこそ、ありがとうございます
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