香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

夢幻花

2013-11-03 20:31:54 | 本のこと
東野圭吾さんの『夢幻花』

 独り暮らしをしていた老人・秋山周治が何者かに殺された。
 遺体の第一発見者は孫娘の梨乃。梨乃は祖父の死後、
 庭から消えた黄色い花のことが気にかかり、ブログに
 アップする。ブログを見て近づいてきたのが、警察庁
 に勤務する蒲生要介。その弟・蒼太と知り合った梨乃
 は、蒼太とともに、事件の真相と黄色い花の謎解明に
 向けて動き出す。西荻窪署の刑事・早瀬らも、事件の
 謎を追うが、そこには別の思いもあった。
 「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」と
 著者自らが語る長編ミステリ。


東野圭吾さんの小説なので、読みやすい文章で
最初の方は、どうなるんだろうと興味津々で
どんどん読み進めて行ったのだけど
後半、流れが見えてくると
色々な物事と人間関係と偶然と必然と
何もかもがてんこ盛り過ぎて、
現実感がなく、気持ちはしりすぼみ
もう少し、ひとりひとりの心の機微とかを
ゆったりと読みたかったな

   

昨日は、秋深い札幌の紅葉のなか
お友達がドライブに連れて行ってくれた
途中で入ったカフェの窓から


今日は、午前中は小雨が降っていたのだけど
北大の方に走りに行ったら
銀杏並木が車両通行止めとなっていて
たくさんの人がいる中を走ったら
ぷ~んとぎんなんの匂いが・・・
午後からは、以前の事務所でのお客様の奥様と
ちょっとしたお話があって、JRホテルでお茶

とってもおいしいお茶とケーキで
2時間以上おしゃべり
楽しかった


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最近はなんか....って作品が多いと思うのは僕だけですかね (くろいぬ)
2013-11-05 00:12:04
これは読んでないですけど
最近の東野圭吾作品は
(流星の絆 パラドックス13 白銀ジャック プラチナデータ等)
映画というか2時間ミステリー風味なものがすんごい増えてて
粗製濫造の気配がします(T_T)
東野圭吾の昔の作品(白夜行 秘密 変身 分身 レイクサイド 幻夜 等 )に
素直にすごいなぁって思ってた自分としてはすごく残念です( ̄◇ ̄;)
特に流星の絆は読後『時間を返してくれ....』とさえ思ってしまいました
好きな作者故の反動ですね
最近?読んだ中では新参者と容疑者xがよかったなぁって思ってます( ´ ▽ ` )ノ
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くろいぬさん ()
2013-11-05 12:25:25
コメントありがとうございます

最近はなんか・・・わかります
わたしも東野作品は白夜行、幻夜、秘密とか
とても好きで、一時期は文庫になった本を探して
読みあさっていたのですが
この頃は、ドラマの脚本かい?と思えてしまって
ちょっと距離をおいています
いいなと思えるものもあるんですけどね

「流星の絆」は、遠ざかったいた時期の作品だし
チラチラとドラマを見たので、読んでいませんでしたが
そうだったんですか・・・

多分、好きだったからこそ、がっかりするんでしょうね
これが、初めての作家さんの小説だったら
がっかりはしないと思います
また、心から面白いよ~といえる
東野作品と出会いたいですね
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