香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ビブリア古書堂の事件手帖5

2014-01-28 21:08:17 | 本のこと
三上延さんの
『ビブリア古書堂の事件手帖5』
 ~栞子さんと繋がりの時~

 静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の
 告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。
 物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。
 必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。
 ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。
 いわくつきのそれらに秘められていたのは、
 過去と今、人と人、思わぬ繋がり。
 脆いようで強固な人の想いに触れ、
 二人の気持ちは次第に近づいているように見えた。
 だが、それを試すかのように、彼女の母親が現れる。
 この邂逅は必然か? 彼女は母を待っていたのか?
 すべての答えが出る時が迫っていた。


もう、安心して読めるビブリア古書堂の事件簿
古本に関わることに関しては超人的な思考回路をもつ栞子さん
栞子さんにそっと寄り添う、語り手の大輔さん
自然とインプットされる古書や作家の情報
そして、今作で少し終わりに近づいているようで
先も気になるけど、このまま終わって欲しくもない
いつも、あっという間に集中して読んでしまいます

ビブリア古書堂は、北鎌倉にある古本屋さんという設定
ついこの前、鎌倉をひとりプラプラ歩いたのもあり
今日の朝日新聞の記事は、ちょっと衝撃でした

鶴岡八幡宮の敷地内に建っている
神奈川県立近代美術館 鎌倉館

残念ながら時間がなく
入って来れなかったし
写真のアングルも難しくって
ちょっと残念な写真です
この鎌倉館は、建築家ル・コルヴュジェに指示した
坂倉準三が設計し、1951年に完成したもので
文化的価値のある建築物なのですが、
いま、存続が危ぶまれているのです
神奈川県が八幡宮から借りている土地契約の問題や
美術館としての価値や、建物の補強・改修などなど
多くの問題を抱えているようなのです
こういう建物は、残してほしいなと
切に、切に願うばかりです
ニュースはこちら → アサヒコム(途中までです)

同じページに載っていたのですが
新潮文庫のYonda?クラブでのプレゼント企画が
今年の1月24日で終了してしまいました
文庫本のカバーの後ろマークを
一定の数を集めて送ると
その数に合わせてプレゼントが必ずもらえたのです
わたしは、20枚集めてもらえる文庫カバーを
いくつ貰っただろうと思うくらいお世話になってました
また、なにか企画を考えてくれるといいなぁと期待です

今日の仕事帰り、
忙しかった自分のために「ムスカリ」を購入

春を待つ楽しみが増えました


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