香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

夢見るフランス絵画

2015-07-12 22:35:42 | なんでもない話
今日も暑い札幌でした
少しいつもより寝坊したので
暑くならないうちにとあわてて外出



北海道近代美術館でやっている
『夢見るフランス絵画』を見てきました

いつものように音声ガイドを借りると
案内人は草刈正雄さん
いい声です

ルノワール、モネ、ユトリロ、セザンヌ、モディリアーニ
たくさんの画家の複数の絵が
力強く、美しく、繊細で、優美で、圧倒されました
当たり前だけど、みんな違っていて、
違う感動を与えてもらった気がします

そんなに混んでいなくて、いい時間を過ごしました



美術館からは、ブルクベーカリー円山店
久しぶりにいって、目移りしながらお昼のパンを購入
マルヤマクラスでチョロチョロしていたら札幌スポーツでバーゲン
ちょっこし買い物して帰宅8,048歩
暑い中、走っている人たちをたくさん見たし
Twitterでも、みんな走っているんだなぁと思って
夕方、走ろうかと思ったけど、結局まったりの日曜日でした



何度目かわからないくらいに読んだ
宮本輝さんの『避暑地の猫』再読

修平の両親が番人として雇われた別荘には
秘密の地下室があった。
別荘の主、布施金次郎と両親たちとの密約の存在を
知った17歳の修平は、軽井沢にたちこめる霧のなかで
狂気への傾斜を深めていく。
15年の沈黙を破って彼が語り始めたひと夏の出来事とは?
人間の心の奥に潜む「魔」を描ききった傑作長編小説


読み始めると、この不思議な世界にすぐにひたってしまう
軽井沢の霧の中で、坂を転げるように危険な思考に落ちていく
なんども読んでいて、経過も結果もわかってはいるけど
それぞれの人たちの気持ちを考えると苦しく悲しくなる
また、違う夏に読むんだろうなと思います

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