香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

空へ向かう花

2011-10-16 18:58:56 | 本のこと
小路幸也の『空へ向かう花』

「人殺し」の少年を、大人たちは守れるか。
誤って女の子を殺してしまった少年。女の子の親友だった少女。
二人が始めた「贖罪」に、大人たちが少しずつ寄り添っていく。
『東京バンドワゴン』の著者が描く、もうひとつの「家族」の姿。

小学六年生のカホはある日、ビルの屋上から飛び降りようとする
少年を見つける。彼の名前はハル。半年前にカホの親友を「殺した」
相手だった――。十二歳の少年に科せられた人殺しの烙印と高額の
賠償金。重い罪を背負った子供を大人たちは守ることができるのか。
苦しみながらも前を向く人々を描いた感動作。


読書の秋というのに、すっかり読書力を無くしていたわたし
そんな時、安心して読めるのが小路幸也さんかもしれない
想像通り、少しドキドキしながらも、スルスルと読みやすく
最後まで、穏やかな気持ちで読み終えることが出来たのだけど
本当は内容が、幼児虐待や社会問題にも踏み込んでいるにも係らず
辛いことはさらっと都合良く解決しているように思える
ちゃんと書かれてしまったら、重くて読めなかったのだろうし
希望を持つこと、前を向くこと、明るく生きることの大切さを感じるけど
どうしても心のどこかに「きれいごと」の文字が浮かんできてしまう

先週は天気の良い日が続いて、朝ジョギングも気持ちよかった

札幌競馬場のフェンスもきれいに紅葉
明日から一気に寒くなるらしいけど、いつまで外を走れるかな

昨日、今日も天気は悪かったのだけど、結構温かい日だった
今日は用事があって札幌駅の方まで行かなくてはならなかったので
北大の中を散歩していたら、歩道にどんぐりがたくさん落ちている

曇ったり腫れたり、暗くなったり日が射したり、忙しい天候
時間があったので、紀伊國屋書店本店へ寄ったら
十勝地方のたくさんのパンフレットやフリーマガジンが置いてあった

数える程しか行ったことがない十勝地方だけど、
こうやって資料を見ていると、行きたいなぁ、旅に出たいなぁと思う
そして、一番気になったのは、十勝ビールという地ビール
なんだか美味しそうなんですけど
今まで飲んだ地ビールの中で、一番好きなのは大沼ビール
大丸デパートで手に入るんだけど、結構お高いし、やっぱり現地で飲みたい
それでも、なんだか美味しいお酒が飲みたくなって
大丸デパートに行ったら、スペインワインの試飲販売をしていたの
ついつい買ってしまいました スペインのテーブルワイン

試飲もしたので、安心して飲める いつ飲もうかなぁ
しかし、用事をすます前にワインを買うべきではなかったかも


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