香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

長流の畔

2016-07-08 22:55:18 | 本のこと
宮本輝さんの流転の海シリーズ第8巻
『長流の畔』



昭和三十八年、六十六歳の松坂熊吾は会社の金を横領され金策に走り回っていた。
大阪中古車センターをオープンさせるも、別れたはずの女との関係を復活させ、
それが妻・房江に知られてしまう。
高校生の息子・伸仁は房江の味方となるが、心を痛めた房江はついに……。
東京オリンピック後の大阪で、熊吾の運命はいかに──。


わかってはいたけれど、どんどんと苦しくなる熊吾の心の動きに
こうも、流れが変わるものなのかと、こわくなるくらい
分厚い本なのに、輝先生の文章はやはり読みやすく入りやすく
どんどんと読み進めるうちに、終わってしまいそうで辛くなり
最後の最後に、ガーンとやられてしまった
こんな風に終わる?と衝撃を受けてしまう
次回がとうとう最終巻。待ち遠しいような、寂しいような。



日曜日、北ガスグループ6時間リレーマラソンに参加しました
スープカレー エスのチームに混ぜてもらっての参戦
仮装の部で10人以上の大世帯
今年は力が入っていて、テーマはマリオでした



格好はもちろん、カートや帽子、ヨッシーの頭など
バルーンで作られているのですよ
すごい完成度で、初めて参加のわたしは、ただただびっくり
でも、みなさんに混ぜてもらって、とっても楽しい時間を過ごしました
めでたく、仮装賞をいただき(悲願だったと、当日知りました
エスで、スープカレー鍋にビールでみんなで乾杯
仮装をして走るなんて、自分の人生にあるなんて思わなかった…
まあ、まだ足が痛くて、2周走るので精一杯でしたが



今日は仕事終わり、映画を見てきました
今週は、かなり忙しく、ちょっとヘトヘトだったのだけど
頑張った甲斐もあり(?)、今日、目処がつき
週末は心置きなく休める、そして今日も定時に帰れる
そうだ!映画を見に行こう!
「アリスインワンダーランド2」
ワクワクドキドキ、楽しい楽しい2時間
期待通り、想像以上、面白かった〜