香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

恋しぐれ

2013-08-23 21:15:53 | 本のこと
葉室麟さんの『恋しぐれ』

 京に暮らし、二世夜半亭として世間に認められている与謝蕪村。
 弟子たちに囲まれて平穏に過ごす晩年の彼に小さな変化が……。
 祇園の妓女に惚れてしまったのだ。蕪村の一途な想いに友人の
 応挙や秋成、弟子たちは驚き呆れるばかり。天明の京を舞台に
 繰り広げられる人間模様を淡やかに描いた傑作連作短編集。


俳句には全然疎いし。与謝蕪村が俳人とは知っていたけど
絵も描いた人なんだと驚き、ましてや高名な弟子の方々も知らない
でもね、小説だもの、葉室麟さんだもの、面白いよねと
蕪村と、弟子たちや娘の、それぞれの恋を書く短編なので
最初の頃は、少し物足りないような気もしたのだけど
ひとつづつのお話が、最後の蕪村のお話につながり
蕪村の人間味とやさしさ、弟子や娘の苦しい恋
それぞれが、淡々と静かに、苦しいくらいの恋心を語られている
やさしい時代短編小説でした
でも、やっぱり葉室麟さんの長篇の方が今のところ好きだな

  

今日は、仕事で小樽市役所へ行く用事があり
高速バスに乗って、行ってきました
ちょうどお昼時に着いたので、ランチを食べるために夢二亭に行き
市役所へ行き、小樽駅でアイスカフェラテ飲みながら書類作成して
すぐ向いの現場まで行き、と全部歩いていたら
小樽って坂の街だなぁとしみじみ
思わず、みぽりんになって「お元気ですか~」と叫びたくなったわ(嘘)
いつも、JRか車で行っていた小樽だけど
仕事場からは高速バスで1本で行けるし、必ず座れるし
ぼーっと出来るし、本も読めるし、バスは快適でした
続けて何回かいかなくてはならないので、息抜きになるかな


明日は、芸術の森で行われるNorth JAM Sessionに行ってきます
E師匠夫妻と一緒に akkunさんご夫妻もいらっしゃると言ってたな
芝生席なのに、雨の予報・・・ 天気予報はずれて欲しい
ゲストはマリーン、稲垣潤一、熱帯JAZZ楽団 
今年はサッポロシティジャズのホワイトテントへ行かなかったので
とってもとっても楽しみにしています

そして、明後日は、北海道マラソン
15km前の応援はひとりかもだけど、40km手前北大前は
一緒に応援してくれる人たちがいるので心強い
そしてそしてなによりも、
走る人たち皆が、満足出来るレースでありますように
マラソンを間近で見られることがうれしいしね