香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

爪と目

2013-08-11 19:43:51 | 本のこと
先日の芥川賞を受賞された作品
藤野可織さんの『爪と目』


書評かの豊崎由美さんと、作家の大森望さんが放送している
ラジカントロプス2.0 文学賞メッタ斬りのPodcastで
豊崎さんのこの作品に対するお話を聞いて
読んでみたいなと思っていたのと
大好きな作家さん宮本輝さんが選評を書かれているので
雑誌「文藝春秋」が発売されるのを待っていました
今日、買ってきて、今日、一気に読みました

気持ちが悪いというか、落ち着かないというか
心のどこかが痛いような不思議な世界にいつの間にか夢中になり
ドキドキしながら、読んでいたら、最後が・・・
思いっきり顔を歪めて読み終わりました
でも、この作家さんの小説、これからも読みたいかな

選評は、読み終わってから読むようにしているのですが
やはり宮本輝さんも「最後が・・・首を傾げざるを得なかった」と
書いてあるのを読んで、そうだよなぁと改めて思いました
選考委員の方々の選評で多く語られていたのが
いとうせいこうさんの「想像ラジオ」
山田詠美さんの「やり過ぎの感もあり」の言葉に、すごく納得
わたしは、拙い素人の読者だけど、語り過ぎのように思っていたので・・・

なんか、直木賞受賞の『ホテルローヤル』も読みたいような
でもなぁ、と、ちょっと躊躇中です

    

昨日の夜、何度も目を覚ましてぐっすり寝た感じがしなくて
朝、起きても、体中痛いので、今日はゆっくりしようと思ったのに
一度、起きてしまうと、なんとなく元気になってうずうずして
やっぱり、走りに出てしまった

午前中はそんなに暑くなかったので、
LSD(Long Slow Distance 長い時間、ゆっくり、長い距離を走る)
というのをやってみようと思って
円山の方に向かい、藻岩山麓通りを走っていたら
やっぱり、暑い お水をとったり、休憩したり

道路傍のきれいな花壇の写真をとってツイートしたり

旭が丘の方に行ったら、余市の農家さんが
週末の午前中だけ出している露店のお姉さんに声かけられて
思わず買ってしまった

右手前の小さな丸いオレンジのはかぼちゃで
生でサラダとかで食べられるんですよ~と言われたのだけど
ちょっと重いので、泣く泣くやめました
白いなすびとか、あまりスーパーでみない野菜がたくさんでした

買ったのは、これ、ズッキーニなんだよ

その後、山鼻の方を通って、ミュンヘン大橋から豊平川沿いへ

川沿いは、走っている人もたくさんいたけれど
BBQしている水着姿の人たちとかもいて、にぎやか
長い距離を走るはずだったけれど、暑さに疲れ、お腹もすいて
大通公園で終了、約2時間約16km、汗だく
ランニングウェアのまま、本屋さんに寄って、「文藝春秋」を買って
地下鉄に乗って帰って来てしまいましたん
はぁ、やっぱりへなちょこだ