香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

エンド・ゲーム

2009-05-24 15:54:36 | 本のこと
恩田陸さんの「エンド・ゲーム」
『光の帝国』、『蒲公英草紙』につぐ常野物語シリーズの第3作目
常野一族がもつ不思議な力が物語の中心となっていて
前2作は不思議さと懐かしさと切なさを感じる連作小説
常野一族というだけで、出てくる人たちや背景は3作とも違うのです
今回の3作目は、まず出だしで怖くって、夜電気消して眠れなかった
主人公というのか拝島親子の不思議な能力がなんなのか
何に恐れているのか、具体的なことが最後まで理解出来なかった
幽霊の怖さではないけど、ちょっと怖い小説・・・だと思う
1作目から続けて読んだらもう少し理解出来るかしら

今日の札幌は曇り空
風が強くっては無理でしたん