(左から2番目がオーナーのゴティエ氏)
旅は私たちに勇気を元気を与えてくれる
今回(12月6日夜)の主人公は料理研究家の栗原はるみであった
64歳の彼女は自分の料理に限界を感じていたのか
ともかく今までと違う何かを求めて厳しい料理の修業のためにロンドンに向かった
家庭の主婦から絶大な評価を得た彼女は、レシピを正確に作り誰でもが美味しく簡単に作れる料理を完成させた
しかし、自分を見つめ直す厳しい修業の旅に出た
行った先は友人が経営するミシュラン一つ星の「ゴティエ・ソーホー」というフレンチレストラン
ここでの5日間の修業が始まった
60歳から英会話を学びはじめた彼女は、まず野菜の皮むきから指示される
ところが、皮を残す主婦の切り方ではお客様には出せない
一つの作業が終わったらすぐにテーブルの上を整理する
もっとすごいのは、レシピがないこと
分量は自分の加減
盛り付けのマニュアルもなし
ともかくクリエイテイブに作ることが要求された
一番感動したのは最終日
オーナーの注文は、素材の仕入れを含めてオリジナルの1品を作るということ
試食するのは、オーナーのゴティエとチーフのふたり
さて、栗原が作った1品とは何か
フレンチに「和」のテイストを入れることを考えた
今習ったばかりの皮をパリパリに中を柔らかく焼く鯛のポワレと鯛飯ならぬ鯛のリゾット
バター風味の味噌汁スープを添えて
試食したオーナーもチーフも首を縦に振った
クタクタになったはずの栗原の顔からは達成感に満ち溢れた笑顔が出ていた
自分が64歳になったときあれほど情熱的に、挑戦的になれるのだろうか?
そんなことを考えながら60分の番組を見終えた
再放送は土曜日の午前中にNHKーBSプレミアムで放送される
是非ご覧あれ
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