昨日11月25日初めて美術館開館3分前に会場にたどり着きました
入口付近には熱心な琳派ファンが約30名ほど並んでいました
ほとんどがセンスの良い年配の男女でした
60歳過ぎの男性が多いのも琳派の特徴でしょうか?
(八ツ橋図屏風、酒井 抱一)
ごらんの八ツ橋図屏風は光琳と同じ構図なのですが、比較するとわかるのですがシンプル
燕子花が少し少ないです
もっと驚いたのは、橋の色があせている感じと橋げたがシンプルなこと
自分なりの視点で描いたのでしょう
厳粛な光琳に比べコミカルなタッチでした
今回一番感激したのは2枚
一枚は「十二か月花鳥図貼付屏風」(酒井 抱一作、六曲一双)
江戸時代のひとたちが季節感覚を実感できる蝶、トンボなどの昆虫やヒマワリなどの植物などを描いた
必ずお花と昆虫や鳥などは対比していて、見ていてとても楽しいものでした
でも良く見るとあることに気が付きました
余白の空間をとても大切にしていることでした
ちょっと狩野派を思い出しました
二枚目は同じく酒井 抱一の「燕子花図屏風」(二曲一双)でした
燕子花のバランスがとてもよいこととトンボのバランスがとても気に入りました
左右で1枚のセットの屏風でしたが自宅にほしいくらいお気に入りでした
また、余白の作り方が絶妙です
余白は霞がかかったような雰囲気でとても趣きがありました
写真がなくてお見せできないのが残念です
鈴木 其一も俵屋 宗理もよかったです
1000円でたっぷり堪能した後は、皇居を見ながら無料のお茶をいただきショップでグッヅを買いました
早起きは三文の徳かもしれません
是非一度足をお運びください
出光美術館です(帝国劇場隣り)
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