Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

フランス紀行㊴ ペルピニャン2

2013年11月26日 17時01分39秒 | フランス紀行2013

町の中心街の入り口。ロマネスク風の建物が見えてきました。市の施設のようです。

この町は他フランスやスペインと同様にローマ時代には入植地として発展。その後、栄えたのは
12世紀。この辺りでキリスト教国として栄えたアラゴン王国の首都としての地位を確立したことで
ありましょう。アラゴン王国は後のスペイン統一王国の基になった国で、15世紀までアフリカ系
のモスリム勢力との十字軍による戦いの長い年月を費やすことになります。

この時代の国の変遷はヨーロッパの各地と同様になかなか一口で言い表すのは難しいのですが、
やはり先のアンドラ公国と同様に言語的にはカタルーニャ文化圏と言っても過言ではないようです。

町の中心には運河が流れて町の人々の格好の憩いの場になっているようです。この町の
人口は12万人弱ですから、日本でもかなりの小都市の部類に入ると思うのですが、建物
やインフラを見るとそれ以上のものを感じさせられます。やはり中世の首都としての機能が
残されているからでしょうか。

こちらは裁判所のようです。

街角で見つけたにゃんこ。あはは、なんとも可愛らしい。

 この町の名物BIPI。貸自転車です。市の経営で全部で150台用意されて街の中に10箇所
こういう施設を展開しているそうです。

残念ながらこのカードをどこで買うのか知らずで、利用は叶いませんでした。次の機会には
宿の人に聞いて試してみましょう(今度はいつになるかなぁ・・・)

 

ー続くー