ほぼ教会の中央に置かれた幼きキリストを抱くマリア立像。
副祭壇に設けられたピエタ像。画面奥の女性像がマリア。手前がマグダラの
マリアです。こうして一段下がったところから見上げているマグダラのマリア
を描いたピエタ像、ボクは初めて見るのかも知れません。
バックの金色の「H」のイニシャルはアンリ6世の頭文字でしょうか。彼は
この教会で戴冠式を行っています。また、ナポレオンも同様にこの教会で
戴冠式を。この戴冠式の様子はルーブル美術館で最大の絵画(だと思い
ますが)であるジャック・ルイ・ダヴィドの作品で良く分かります。
(ウイキより拝借してます)
この絵を見た時は本当にぶったまげたものでした。何せ、横10m弱x縦6m強の大作です。
彼はこの作品を描くのに3年を費やしたとか。
画面右端にピエタ像らしきものが見えます。本稿でご紹介の上の写真とはまた違うピエタ像
のようです。柱の装飾も現在のものとはちょっと違うようですね。
直径13mの巨大な薔薇窓。ちょっと階高のあるビルの四階分以上あるとは
一見して分かりませんが(苦笑)、どれだけこの教会の空間が高いかこれで
お分かりになると思います。
ステンドグラスの美しさに改めてため息が・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・