グランヴィルから車でレンヌ、レンヌから再び新幹線でパリに戻ってきました。
パリからは夜行寝台でスペイン入りしますが、トランジットの一日、市内を
散策となります。
最初に訪れたのはエトワール広場の凱旋門。
エトワール広場とはパリ都市計画でここを中心として12本の大きな道路が放射線状に
広がっており、それの平面図形がまるで星(Etoie)であるかのように見えるところから
通称として呼ばれるようになりました。
1806年ナポレオンの命により着工し、完成はナポレオンの死後1836年。
尚、現在は第二次世界大戦でドイツ占領下のフランス解放時に勝利を祝しドゴール
将軍がこの門を潜って行進したことを記念し、Charles de Gaulle Etoileと名称が
変わっています。
門の正面に置かれた彫刻。左がナポレオンがテーマ。「1810年の勝利」と題されて。
女神がナポレオンの月桂樹を載せている図。右は「1972年の義勇軍の出陣」の図。
天井には沢山の花がレリーフされて。まぁ、なんともきれいなものです。
ここにはナポレオンが勝利した戦いの名、偉大な革命家の名前、共和制と帝政
時代の将軍の名前558名分が刻まれているそうです。目の悪いボクにはそれは
確認できませんでした(苦笑)
屋上の展望台への入場を待つひとが沢山列を作っています。ボクはこちらへは
何回も来ていますが、未だ一度も登ったことはありません(苦笑)大体なんで金
出して、272段も階段を登って汗をかかにゃいかんのと奥様の誘いを断って。
列の手前には第一次世界大戦で亡くなった無名戦士の墓が。こうやって毎日
花束に飾られて。これを見て、我が靖国神社の参拝に外国、特に隣国の数カ国
から「う~だか~だ」言われる日本、それを気にして(びびって?)参拝にも行かぬ
閣僚の情けなさを思い出してしまった。
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Phoenix 東北&関東
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