主祭壇から後ろの入口を振り返って見たところです。正面の薔薇窓が
目立ちます。前回ご案内したように、ゴチック建築はフライイングバッド
という構造をとることにより飛躍的に階高を上げることができました。
それが効果は、こうした巨大な薔薇窓に現れています。
以降、ゴチック建築教会と薔薇窓は決まり文句のように。教会建築の
作法のひとつとなっているようです。薔薇の花はまたマリアの象徴でも
あります。
薔薇窓に覆いかぶさっているように見えるのはパイプ・オルガン。
この教会の身廊は三本。
鮮やかなステンドグラス群です。
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Phoenix 東北＆関東
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横浜山手にある教会。
正式名称は「聖心大聖堂（Sacred Heart Cathedral)」。横浜司教区
の大聖堂です。
現山下町にあった天主堂（1862年建立）が現在地に移転。1906年の
創建となります。その後関東大震災で倒壊、1933年ヤン・ヨセフ・スワガー
の設計で10年後には再建されたもの。
設計者スワガーはあの聖路加病院の共同原設計者として知られた人物。
敷地内に佇むマリア像。この像は1868年（明治元年）にフランスから
寄贈されました。
前述の日本開国後最初の聖心教会の入り口上部にあったものですが、
現在地移転に伴い、この敷地内に移設されています。
マリア様はおよそ140年強の間、横浜の歴史を見つめていたことに
なります。
こじんまりとしていますが、そのぶんすっきりとした設計のとても好感が
もてる教会です。ヴォールト工法の梁型がちょっと鋭角的で面白い。
（続く）
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Phoenix 東北＆関東
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ユリ科の植物です。そう言われなければ「ノカンゾウ」なんて絶対にボクには
分かりません。もっと困るのはボクの散歩道には武蔵野黄菅（きすげ）なんて
この花や日光黄菅によく似た花もあったりして（苦笑）
尚、藪カンゾウというのもありますが、これは八重咲きなのでもしあれば
直ぐ分かるかも。
何れにしても日の差さぬような茂みの中でこのちょっとオレンジの入った
黄色い花を見ると暑い日差しの中で癒されます。
（深大寺自然広場野草園にて）
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