窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・世界COM君選手権

2013-05-02 00:04:17 | Weblog
世界COM君選手権がもうじき始まります。

電王戦でのGPS君の活躍しすぎを受けてなぜかネット中継されないとか。

「過ぎたるはなんとやら」の言葉どおりであります。

ここは注目されないように密やかに、、、は無理ですよ、協会さん。

あきらめてくださいね。


さて、COM君選手権ではCOM君同士が戦います。

これは、プログラム(COM1+COM2)に入力データとして棋譜の初期状態
(盤の上に駒を並べただけの状態)を入力した場合に「有限時間内に
プログラムが止まるか否か」という停止性問題とみることも可能です。

「プログラムが止まる」というのは、勝敗が決まることです。

「プログラムが止まらない」のは千日手になることです。

「無限ループに落ち込む」とも言いますね。


「プログラムが止まるか止まらないかはやってみないとわからない」が
アラン・チューリングの証明です。

COM君が対戦を始めるときに前もって「千日手になるかどうか」は
「神のみぞ知る」ということですね。

事前にどれだけ2つのプログラムを調べても無駄ということです。

千日手になるかどうかは予測不可能ということですね。


と、ここまで書いて「それじゃ風車戦法は何?」という疑問がわきます。

あれはプログラムの中に「恣意的に無限ループを作っている」と解釈
できそうですね。

停止性問題は「恣意的な無限ループプログラム」は対象外です。


ですのでプログラム(GPS+GPS)は止まるかどうかはやってみないと
わかりません。

でもただ一つだけ前もって千日手になるのが分かるプログラムがあります。

プログラム(神さま1+神さま2)。

これはプログラム((ぷーたろβ&神様の右目)+(羽生さん&神様の左目))
とも書けます。

出力されるのは「神の棋譜」です。

そして「神の棋譜」の最終部分は千日手になっています。


「アラン・チューリングの証明と矛盾してるだろう」ですって?

いいえ相手は神さまですからいいのですよ、これで。

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電王戦・その後の兄弟

2013-05-01 01:24:46 | Weblog
村には初夏を思わせる日差しが降り注ぎます。

お花見と併せて行われた将棋大会の衝撃もどうやら収まってきました。

桜はもうすっかり葉桜です。

新緑が目にまぶしいですね。


例の兄弟にもまた普通の日々が戻ってきました。

弟を見る村人の視線もようやくもとにもどりつつあります。


さて今日は天気もいいので野原で2人そろって将棋の研究です。

持ち出した将棋盤に駒をならべて弟先手ではじまりました。

やっぱり先手が有利なのでしょうか。

少しばかり優勢で序盤、中盤をすぎていきました。

さて、これから終盤かという所でなんとまあ千日手になってしまいました。


「しょうがないなあ。」とは兄のコトバ。

先手、後手入れ替えての指しなおしです。

と、その時どこからともなく季節外れの桜の花びらが舞ってきます。

それも1枚2枚ではなく、とうとうあたり一面の桜吹雪になりました。

しばし呆然として景色に見入る兄弟です。


さて、こちらは天国の神さまです。

桜の花びらを降らせたのは神さまのしわざでした。

兄弟の仲直りをほめたのでしょうか?

まあそれもありますが、実は兄弟が指した棋譜は偶然にも「神の棋譜」そのものでした。

それをほめての桜吹雪だったのです。


人類とCOM類の究極の目的、「神の棋譜」。

見事に兄弟が再現しました。

でもまあそんなことはちっとも知らない2人です。

将棋盤のうえの桜の花びらをかたずけて、さて今度は兄が先手でやり直しです。


そうやっていつもと変わらない、うららかな春の1日が過ぎていきましたとさ。

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