窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・将棋の神さま

2014-03-25 08:31:56 | Weblog
「将棋の神さまが見ている」と言った棋士さんがおりました。

その方は「自分だけを見ていてほしい。」と願ったのでしょうね。

でも神さまはそんなに不公平ではありませんでした。

ちゃあんとCOM君の「日ごろの行い」もみていましたとさ。


やねうら王は初手端歩突きで「1000に一つのくじ」を引き当てました。

これは何を意味するのでしょうか?

私には「将棋の神さまがご褒美をくれた」ように見えるのであります。


あるいは、棋士さんは「1000回の事前練習が必要です。」といっているのかもしれません。

「そうでなければ、今回の手順はなぞれませんよ」と。

とはいえ1000回練習して全ての局面を記憶しておくのも何やら無理そうではありますが、、、。

そう考えると今回の事前貸し出しルールは「そう悪くはない」のかもしれませんね。


さて、将棋盤をはさんで向かい合うCOM君と棋士さんとの間では「戦いのルール」はしっかりと合意されています。

「銀が横に動く事」はけっしてありませんからね。

これは相手が地球外生命体であっても同様であります。


次にその下のレイヤーであるギルド層では「戦いのルール」についての十分な合意がいまだになされておりません。

3つのレイヤーについてはこちらを参照願います。<--リンク)

「事前貸し出しをどうする」とか「貸し出し後のバージョンアップはどうする」とか「見つかったフリーズバグをどうする」とかそういう話であります。

ここでのルール決めは試行錯誤的に状況を見ながら決めて行くしかなさそうです。

それで「ある時は人間に有利」になったり「COM君に有利」になったりはしますが、それはまあ仕方のない事でありますね。


その下のレイヤーは「むらびと層」になります。

戦いの場所はネット上ですね。

にこにこのコメント欄とかブログ、ツイ-タ-、それから主戦場の2chであります。


「戦いのルール」ですか。

「なんでもいいから言い負かされたら負け」というまるで「子どもの口げんか」並みのものであります。

とはいえこの「無法地帯の意見」が割とギルド層での取り決めに影響を与えたりもします。

これがまあこの時代ならではの「新しい事」でもありますね。

チェスの時の「COM君と人間のバトル」ではこのような事はなかったと思う次第であります。


PS
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