窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・大阪は今回は上昇しました。

2010-11-03 00:15:03 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) 
 ・第44週(11月 1日~ 7日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               37週   38週   39週  40週   41週   42週
   A(H1)pdm     38    44    37    40    32    28
   A(H3)         58    50    58    56    64    67
   B              4     6     5     4     4     5

 42週はA香港型が微増で70%台に近づいていますが、
 新型はそのおかげで初めて20%台におちました。

 それにしてもB型は終息せずにがんばっていますね。

 ・定点状況推移(人)
               37週   38週   39週  40週   41週   42週
  2010年定点データ  0.05  0.04  0.06   0.11  0.09  0.12
  2009年比較データ  3.21  4.95  4.25   6.40 12.92 17.65

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)
 ・第42週(10月18日~24日)     0.12人      559人    (0.62万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第43週(10月25日~31日)     0.13人      629人    0.69万人

  ・ 3日                      0.021人              0.11万人
  ・ 4日                      0.022人              0.12万人
  ・第44週(11月 1日~ 7日)     0.15人      730人    0.81万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)    3.8万人   
  (2010年第36週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数        1.2万人

 ・2009年第28週以降の新型インフルエンザの累積患者数     
                               2076.1万人  100人に16.3人

 ・累積患者数の予報。
  ・第44週(11月 7日)                  4.3万人  
  ・第45週(10月31日)                  5.2万人  

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第40週(10月 4日~10日)  0.06人    0.11人   ー43.4%
 ・第41週(10月11日~17日)  0.10人    0.09人   +10.1%
 ・第42週(10月18日~25日)  0.14人    0.12人   +18.6%

 今回の定点合計報告数は559人で、当ブログ予報は663人でした。

 今回予報誤差は+18.6%になり、予報誤差想定内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は7400人程で、
 3割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割程度で、
 新型が3割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型がかなり優勢(6割超え)になってきました。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちてはいますが、低位安定しています。


 新型インフルの昨年の流行からの累積患者数は2076.1万人で、
 これまでに100人に16.3人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1515万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


・大阪の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                40週         41週        42週      
               10月10日     10月17日     10月24日
 定点あたり人        0.04       0.03         0.05
 大阪推計値         0.01万人    0.01万人      0.02万人
 累積患者数       126.4万人   126.4万人     126.5万人
 100人あたり       14.3人      14.3人        14.3人       

 未成年者の100人に56.4人が感染しました。

 患者数は今回は増加しました。

 県別順位は47都道府県中の23位です。

 これは前の週から9位上がりました。

 暫定上限が0.07人、下限が0.03人でのアップダウン継続です。

 はっきりと上昇に移行せず、低めの数値でがんばっています。

 近畿エリアはクールエリアの県も多く残っていますので、
 大阪も含めていい傾向ですね。


 大阪は4月以降HPの更新を中止した模様です。

 従って、現状のウィルス種類が不明です。

          (ウイルス サーベイ ランク C     10.22現)



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