エボラ状況

ホットゾーンという本がありました。

まさしく現状のエボラの拡大を予見したかのような内容でしたね。

それで、「エボラだけはごめんだね。」と思ったものでした。

でも残念ながら世界はそんなに甘くはありませんでした。

そうして状況はまさしく「バイオテロ」の様相を呈してきました。

この戦い、初戦はあきらかに「人類の負け」でありました。


医療関係者の犠牲も半端な数ではありません。

「患者さんを助けたい」という気持ちがウイルス君に逆手に取られています。

防護服という「一層のみの遮断」ではうまくアイソレーションできていないようですね。

もう一層のアイソレーションが必要です。

そうして、残念ながら「人道的でない、非情な対応」もある程度は求められている様です。


さてWHOの１０月１２日までの集計の簡略版です。＜－－リンク

　　　　　　　　　１月５日～１０月１２日までの集計
　　　　　　　　　　　　感染者　　　　　死亡
ギニア　　　　　　　　１４７２　　　　　　８４３
リベリア　　　　　　　４２４９　　　　　２４５８
シエラレオネ　　　　３２５２　　　　　１１８３
ナイジェリア　　　　　　２０　　　　　　　　８
セネガル　　　　　　　　１　　　　　　　　　０
アメリカ　　　　　　　　　２　　　　　　　　　１
スペイン　　　　　　　　１　　　　　　　　　０
合計　　　　　　　　　８９７３　　　　　４４８４

ただしアメリカは今日時点で感染者は３名になっています。

ギニアとリベリアはコントロールされつつあるようですが、シエラレオネはまだ暴れている様です。

PS
上記とは別のスペインの宣教師２名がエボラ感染ですでに死亡の模様。
もう一人の宣教師は感染疑いで帰国＠スペイン。

英国人の男性看護師はエボラから回復した模様。


PS
小渕さん。

失礼ながらどう見ても「安倍さんが打ち上げたアドバルーン」にしか見えませんでした。
そうして、やっぱりはじけてしまいましたね。

安倍さん。
やっぱり無理はだめですぜ。