窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・なぞりと習甦とロボットアーム

2014-03-14 12:26:07 | Weblog
さて今回の電王戦では代打ちがなくなり替りにデンソーの工業用ロボットアームの登場です。

あの姿はまるで機械そのもの。

工場で製品を効率よく組み立てるにはいいのですが、棋士の相手としては不格好すぎますね。

結構動作音もうるさいし。

PVでは「ウエルカム」という棋士さんはいませんでしたよ。


そりゃそうですよね。

集中するのにじゃまですもの、あの動作音は。

しかも自分が指した後はロボット君が動くのをじゃましない為にいちいち体を起こさないといけません。

それぐらいなら今までの三浦君の方がどれだけよかったか。


電王戦ルールを人間側有利にしておいて、今度は興行の為にロボットアームの導入で人間側を邪魔しようと。

本当にやることに一貫性がありませんね、ドワンゴさんは。

そんなにまでして「奇妙な画像」が欲しいのでしょうかねえ。

いや「珍妙な見世物」になってしまいそうですよ。

「将棋は日本の大切な文化」が持論の評論家諸氏におかれましては、このような愚行を行う「ドワンゴおよび将棋連盟」には「ペンの力」をもってぜひとも強く批判していただきたいものですね。


ところでアトムとはいいません。

せめてASIMOでしょう、棋士と向い合せるなら。

デンソーではありませんよ。

協力を依頼するならHONDAです。


さて、気を取り直してと。

第三回電王戦。

いかに「なぞり」と勝負するかがポイントになります。

やねさんによると「そう簡単になぞれるものではない」とのこと。

そうですね。

「やねうら王」をなぞるのは難しいでしょうね。

しかもやねさんは「先手番」ですしね。


でも習甦は「後手番」です。

しかも「評価関数の乱数化」はしていない模様ですしね。

これでは立場は「船江リベンジマッチ」のツツカナとおんなじです。

実際の対局に入り込む多少のランダムネスは期待できそうですがそれだけですね。

人間側はそれなりの局面に誘導可能ということです。

それを船江リベンジマッチは証明して見せてくれました。

「見事な検証結果」でしたよ、川上さん。


そういうわけで、初戦はCOM君サイドの「負け」かと。

PVではいかにも「習甦攻略はむつかしい」というフリをしてもごまかされませんよ、菅井さん。

PS
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コメント
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