窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・牛肉の検査数値は発表されません。

2011-08-30 01:32:08 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第22週( 5月30日~ 5日)・全国平均が定点0.82人で流行終息。     
        ・・・・・       
 ・第33週( 8月15日~21日)   
 ・第34週( 8月22日~28日)       
 ・第35週( 8月29日~ 4日) ・・・・今週・・・・2010年シーズンの最終週・・・・         

 ・ウイルス サーベイランス状況(第33週)

 A(H1)pdm   32週、33週に各1件検出、
 A(H3)      29週に2件、30週に1件検出、その後3週連続未検出
 B          31週に検出1件、以降2週連続未検出

 ・今シーズンの現状累積での占有率です。

   A(H1)pdm     52.5%  減少傾向
   A(H3)         32.1%  
   B             15.4%  上昇傾向  

 新型の未検出記録は13週連続でとまりました。

 やっぱり消えてくれてはいませんでしたね。

 ・定点状況推移(人)
               28週   29週   30週  31週   32週  33週
  2011年定点データ  0.04  0.03  0.02  0.02  0.02  0.01

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第31週( 8月 1日~ 7日)     0.02人       83人   (0.08万人)
 ・第32週( 8月 8日~14日)     0.02人       74人   (0.07万人)
 ・第33週( 8月15日~21日)     0.01人       59人   (0.06万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第34週( 8月22日~28日)     0.01人       49人    0.05万人

  ・30日                      0.001人              0.01万人
  ・31日                      0.001人              0.01万人
  ・第35週( 8月29日~ 4日)     0.01人       43人    0.04万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1380.7万人   

  内、新型インフルエンザの累積患者数      690.6万人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第35週( 9月 4日)               1380.8万人  

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第31週( 8月 1日~ 7日)  0.02人    0.02人   -11.7%
 ・第32週( 8月 8日~14日)  0.01人    0.02人    -4.1%
 ・第33週( 8月15日~21日)  0.01人    0.01人   +13.6%

 今回の定点合計報告数は59人で、当ブログ予報は67人でした。

 今回予報誤差は+13.6%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.0%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は480人程です。、

PS

・・福島原発事故関係・・

・・8月29日状況・・

コメント

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~4月15日の31日間の単純合計・・・2978.0μ・Sv/H     
16日~5月22日の37日間の単純合計・・・1581.4μ・Sv/H     
23日~6月29日の38日間の単純合計・・・1451.2μ・Sv/H     
30日~8月 8日の40日間の単純合計・・・1385.0μ・Sv/H     
 9日~8月18日の10日間の単純合計 ・・・330.0μ・Sv/H     

19日・・・35.0μ・Sv/H      20日・・・35.0μ・Sv/H
21日・・・35.0μ・Sv/H      22日・・・35.0μ・Sv/H
23日・・・35.0μ・Sv/H      24日・・・35.0μ・Sv/H
25日・・・35.0μ・Sv/H      26日・・・35.0μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。

26日予測値・・34.8μ・Sv/H  実測35.0μ・Sv/H  予測誤差 -0.6% 
27日予測値・・34.8μ・Sv/H  実測37.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.9% 
28日予測値・・34.8μ・Sv/H  実測37.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.9% 
29日予測値・・36.8μ・Sv/H
30日予測値・・36.8μ・Sv/H

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・204109μ・Sv (204.1m・Sv

到達実績
126m・Sv・・・・・5月31日(計画避難最終予定日)
154m・Sv・・・・・6月30日
180.0m・Sv・・・7月31日  予測179m・Sv  予測誤差ー0.6%

到達予報
203m・Sv・・・8月31日
345m・Sv・・・爆発から1年後

文科省予報・・・但し8月19日発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
373m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)


・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~4月24日の40日間の単純合計・・・1918.2μ・Sv/H     
25日~6月 3日の40日間の単純合計・・・773.6μ・Sv/H     
 4日~7月13日の40日間の単純合計・・・902.7μ・Sv/H     
14日~8月 2日の20日間の単純合計・・・392.8μ・Sv/H     
 3日~8月12日の10日間の単純合計・・・207.5μ・Sv/H     
13日~8月22日の10日間の単純合計・・・189.1μ・Sv/H     

23日・・・ 19.4μ・Sv/H      24日・・・19.7μ・Sv/H
25日・・・ 19.2μ・Sv/H      26日・・・20.3μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。

26日予測値・・19.7μ・Sv/H  実測20.3μ・Sv/H  予測誤差 -3.0% 
27日予測値・・19.2μ・Sv/H  実測19.9μ・Sv/H  予測誤差 -3.5% 
28日予測値・・20.2μ・Sv/H  実測20.2μ・Sv/H  予測誤差 -0.0% 
29日予測値・・19.8μ・Sv/H
30日予測値・・20.2μ・Sv/H

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・110429μ・Sv (110.4m・Sv

到達実績
65m・Sv・・・5月31日(計画避難最終予定日)
81m・Sv・・・6月30日
96.1m・Sv・・・7月31日  予測95m・Sv  予測誤差ー1.1%

到達予報
111m・Sv・・・8月31日
197m・Sv・・爆発から1年後

政府予報  ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~4月25日の41日間の単純合計・・・166.39μ・Sv/H     
26日~6月 3日の39日間の単純合計・・・64.8μ・Sv/H     
 4日~7月13日の40日間の単純合計・・・60.13μ・Sv/H     
14日~8月 2日の20日間の単純合計・・・30.6μ・Sv/H     
 3日~8月12日の10日間の単純合計・・・14.0μ・Sv/H     
13日~8月22日の10日間の単純合計・・・13.2μ・Sv/H     

23日・・・1.30μ・Sv/H      24日・・・1.30μ・Sv/H     
25日・・・2.30μ・Sv/H      26日・・・1.30μ・Sv/H     

26日予測値・・1.29μ・Sv/H  実測1.30μ・Sv/H  予測誤差 -0.8% 
27日予測値・・2.29μ・Sv/H  実測1.30μ・Sv/H  予測誤差+76.2%   
28日予測値・・1.29μ・Sv/H  実測1.40μ・Sv/H  予測誤差 -5.9%   
29日予測値・・1.29μ・Sv/H  
30日予測値・・1.39μ・Sv/H  

・・・3月15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・9162μ・Sv (9.16m・Sv

到達実績
6.0m・Sv・・・5月31日(計画避難最終日)
7.1m・Sv・・・6月30日
8.07m・Sv・・・6月28日  予測8.1m・Sv  予測誤差+0.4%

到達予報
9.2m・Sv・・・8月31日
16.0m・Sv・・爆発から1年後

政府予報  ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

一般住民、原発の一般職員で1m・Sv(日本の法律での取り決め。)
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で3.30m・Sv

放射線管理区域 年間で5.2m・Sv以上(3か月で1.3m・Sv以上)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は9.16m・Sv

アメリカ国民は10m・Svまで。
原安委ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

放射線作業従事者(病院など)は20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の最大値を採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

原発作業員は通常は1年間の最大値が50m・Svまで。(日本、アメリカ)
原安委ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

100m・Sv・・・後日の健康被害の発生が心配される値でもあります。
       (がんによる死亡率が0.5%ほど増加するという情報あり。)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量110.4m・Sv

200m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率の有意な上昇(1%)が認められる。
         (国連委員会UN94A406参照、放射線と健康・岩波新書より)

・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量204.1m・Sv

600m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率が3%増加。
   ・・・どうやら200m・Sv増加するごとにがんによる死亡率は1%増加の模様。

コメント

宮城県産の肉牛、90頭検査したら2頭から基準値以下のセシウムが検出された。

ただし、どれぐらいの値が検出されたかは発表なし。

放射性ワラ以外でもセシウムに汚染される原因があるということですかねえ。


お米の測定値はちゃんと発表されますが、牛さんの測定値は発表されません

これでは、宮城県産の牛肉は安心してたべられませんよ、知事さん。

安心は全ての情報を公開するところにしか成立しませんよねえ。

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・32km以内   (・・・25Km以内)

 避難  (50m・Sv以上)・・・42Km以内   ・・・35Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv以上)・・・55km以内   ・・・48Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv以上)・・・65km以内   ・・・57Km以内   (30km以内)

法律遵守(1m・Sv以下) ・・・97km以遠   (・・・90Km以遠)(赤字は数値更新)

現時点での窓際計算では32km以内は緊急避難エリアに突入です。(レッドゾーン)

35km以内では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

汚染わらの存在から推定すると、ホットスポットはほぼ150km圏を想定する
必要がありそうです。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。

窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

PPS

円高対策で国内の産業に支援金やら補助金をだすのは、円高誘導ですね。

国内産業を強くして、75円程度の円高ではびくともしないようにしようと。

努力の方向が間違ってますね。

それでは一層の円高になるだけですよ。

為替市場に欲しがる分だけ円を潤沢に供給する。

これが正しい円高対策ですね、野田さん。

やろうとすることが対策か誘導か、よくよく考えていただかないと困ります。


そうそう、挨拶が遅れましたが民主党の代表になられたとか。

まずはおめでとうございます。

円の供給、しっかりとお願いしますよ。


前原さんは残念でしたね。

世論調査の結果を受けての御出馬では、いくら人気商売とはいえ
まあしかたありませんかねえ。
コメント
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