窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・大阪は低位安定継続です。

2010-11-23 00:16:51 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第45週(11月 8日~14日)・北海道が1位継続、沖縄が2位上昇
 ・第46週(11月15日~21日) 
 ・第47週(11月22日~28日) ・・・・・今週・・・・・
        ・・・・・       
      ・・・中期予報・・・
 ・第51週(12月20日~26日) ・全国平均が1.0人を超えて流行入り(予報) 

  現状の患者数増加の速さが継続した場合、今シーズンの日本全体が
  定点1.00人を超えて流行入りするのは第51週から52週頃と思われる。
                          (年末から年始ごろ)

  これは流行の開始としては平均よりも遅めということになりそうです。

  但し流行の開始は年によって速かったり遅かったりで、そのばらつきの範囲内で
  今シーズンは遅めになりそうという事です。

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               40週   41週   42週  43週   44週   45週
   A(H1)pdm     40    32    28    23    28    22
   A(H3)         56    64    67    73    68    76
   B              4     4     5     4     4     2

 45週はA香港型が増加で70%台にもどりました。

 新型が20%程に減少です。

 B型は相変わらずの低位安定ですが、減少傾向ですね。

 ・定点状況推移(人)
               40週   41週   42週  43週   44週   45週
  2010年定点データ  0.11  0.09  0.12   0.15  0.20  0.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第43週(10月25日~31日)     0.15人      728人    (0.81万人)
 ・第44週(11月 1日~ 7日)     0.20人      942人    (1.05万人)
 ・第45週(11月 8日~14日)     0.25人     1216人    (1.35万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第46週(11月15日~21日)     0.31人     1478人     1.63万人

  ・23日                      0.057人              0.30万人
  ・24日                      0.059人              0.31万人
  ・第47週(11月22日~28日)     0.43人     2081人     2.30万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)   8.1万人   
  (2010年第36週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数       2.1万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
   本日終了時点                  2077.1万人  100人に16.3人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第47週(11月28日)                  9.9万人  
  ・第48週(12月 5日)                 12.9万人  

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第43週(10月26日~31日)  0.13人    0.15人   -13.6%
 ・第44週(11月 1日~ 7日)  0.16人    0.20人   -18.5%
 ・第45週(11月 8日~14日)  0.22人    0.25人   -11.9%

 今回の定点合計報告数は1216人で、当ブログ予報は1071人でした。

 今回予報誤差はー11.9%になり、予報誤差範囲内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±21.8%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は18200人程で、
 2割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が8割程度で、
 新型が2割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型が優勢(8割程度)な状況です。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちて、減少傾向です。


 新型インフルの昨年の流行からの累積患者数は2077.1万人で、
 これまでに100人に16.3人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1516万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は557万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


・大阪の現状(2010年第36週からのインフルエンザ累積患者数)
                43週         44週        45週      
               10月31日     11月 7日     11月14日
 定点あたり人        0.02       0.05         0.07
 大阪推計値         0.01万人    0.02万人      0.03万人
 累積患者数         0.2万人     0.2万人       0.2万人
 内、新型累積患者数    0.05万人     0.05万人       0.05万人

・2009年からの新型インフルエンザ累積患者数
 累積患者数       126.1万人   126.1万人     126.1万人
 100人あたり       14.3人      14.3人        14.3人       

 未成年者の100人に56.2人が感染しました。

 患者数は今回は増加しましたが、上限更新はなりませんでした。

 県別順位は47都道府県中の31位です。

 これは前の週から1つ下がりました。

 暫定上限が0.07人、下限が0.02人でのアップダウン継続です。

 大坂ははっきりと上昇に移行せず、低めの数値で安定継続です。


 大阪はようやくPCR検査報告を再開した模様です。

 36週以降45週現在では累積で、新型4件、A香港型10件の報告です。

 昨年、大変な目にあっても今までずうっとCランクですから、学習効果がないと
 言われても仕方がないありさまですね。

 スタンドプレー好きの知事さんのリーダーシップとやらが足りないのでしょうか。

          (ウイルス サーベイ ランク A     11.22現)

PS

柳田法務大臣が辞任とのこと。

まあ、「事なかれ主義」の「何事む受身の第三者的言動大臣」には
お辞めいただくのが妥当なところ。

推薦者の菅さんをはじめ、この政権の平均的な政治家の資質というものが
大体みえてしまいましたね。

もっというならば、日本の政治家のお里が知れてしまった訳です。

もうひとつ言うならば、やってることは庶民と変わらず、ということですね。


さて、それで問題なのが、我々と同程度の「指導者」が日本を動かしてる
という現実です。

庶民は戦術は得意ですが、戦略はなかなかできませんからね。

アメリカ、中国、ロシア、うーん、やっぱり御近所付き合いが心配ですねえ。


コメント
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