とてもわかりやすい記事があったので紹介したいと思います。
その前に
今月の仮想通貨ポートフォリオ
ETFの期待から多少戻したものの、70〜90万くらいのレンジで推移しているビットコインですが
とにかく、新規のマネーが流入しないことにはどうにもならない
ETFが認可されると、砂場にダンプカーの砂が入ってくるくらいに規模が膨れ上がると期待されていますが
去年一年間の流れとは真逆のトレンドの仮想通貨
もう忘れかけている人や大損してやめた人、諦めた人たくさんいると思います
歴史は繰り返される のか 一瞬のバブルで終わるのか
ここしばらく注目していました高金利通貨のトルコリラでしたが
年利約17%
安く買える
歴史の中で大底
そんなところで注目していました
僕の中では不労所得の一部としてポートフォリオを組んでいましたが、全て決済してしまいました
寝ぼけて 笑笑
インカムはありましたが、キャピタルでは大損
理論的には、インカムでキャピタルをも凌駕するものですが
世の中甘くはない
なぜそうなのか?
まず、根本的に
世界的に価値のある日本円を売って価値のないトルコリラを買うという行為
例えて言うなら
小粒のダイヤ💎を得るために
ダイヤを売って、ダイヤの原石に思えるものを買うような話
以下、抜粋
まず、行動ファイナンスのお話を簡単にします。行動ファイナンスとは、 ファイナンスの分野に心理学の概念を取り入れたものです。実際のマーケットにおいては理論通りにならないことが多々ありますが、まさに理論と現実のギャップを埋めるため、伝統的なファイナンス理論(ファンダメンタルズ分析など)への「対立概念」として登場した理論と言われています。
行動ファイナンスの理論では、市場は合理的に決まるのではなく、非効率なものだと考えます。株価や為替はマーケット参加者の感情に左右され、合理的とは言えない投資家の意思決定などにより、適正価格を逸脱したモメンタム(勢い)やバブルが生じると説明しています。
トルコの物価が20%上昇し、日本の物価がほとんど変わらない場合、単純化すれば相対的購買力平価からトルコリラは20%下落することになります。すると円をトリコリラに替えて17%の金利をもらっても、逆に実質的には損をしている状態になります。
ここで、コイントスの例を挙げてみます。5回コイントスをして、すべて5回とも「表」が出たとします。このとき、6回目にコイントスを行ったら何が出ると考えますか?
行動ファイナンス理論の中では、「表が出過ぎているので次は裏が出るだろう」とのバイアスが生じるケースとして、「大数の法則」(law of large numbers)と「小数の法則」(law of small numbers)が取り上げられることが多いのです。
冷静に考えれば、6回目にコインを投げて表が出る確率は2分の1です。つまり、過去の結果と独立しています。しかし、何回か続けて投げた場合に、結果として起こるパターンとして、表と裏が同じくらいの回数出るはずであるという「大数の法則」に基づいて判断するというバイアスがあります。
簡単に言えば、コイントスを100回行えば表が出る確率、裏が出る確率はそれぞれ50%に収れんしていくだろうとの考え方です。これをトルコリラ投資の判断に当てはめた場合には2015年の騰落率(対円)がマイナス19.76%、2016年の騰落率(対円)がマイナス18.64%、2017年の騰落率(対円)がマイナス11.34%となっていたので2018年はそろそろ反発するだろうと予測し、安易にトルコリラ投資を行ってしまう例がこれに該当します。
2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン(米プリンストン大学名誉教授)は、人々が大数の法則として専門的には知られている平均の法則を誤解することによって起こる錯誤を揶揄して、「小数の法則」として表現しています。まさに小数の法則で意思決定をしてしまったことが、トルコリラ投資で失敗した一つの要因ではないかと考えています
失敗している人ができないことの一つとして「損切り」が挙げられます。カーネマンは行動ファイナンス理論の一つである「プロスペクト理論」の中で、人々が損切りできない理由を、例を挙げて、こう説明しています。
今、(1)7500ドルの確実な損失を受け入れるか、もしくは、(2)75%の確率で1万ドルを失うか、25%の確率で何も失わないかという賭けをするか、の選択を迫られていると仮定します。
実は、この2つの選択肢における「損失の期待値」は、どちらも7500ドル((2)の期待値の計算式は1万ドル×0.75+(0ドル×0.25))です。読者の皆さんは確実に損することを選ぶのか、それとも賭けを選ぶでしょうか?
この場合、ほとんどの人々は後者を選ぶことでしょう。その理由として人々は損失を被るのが嫌だからです。不確実な選択肢は自分が損をしないでも済むかもしれないという希望をもたらします。ダニエル・カーネマンはこの現象を「損失回避性」と呼んでいます。
「プロスペクト理論」では、投資家が損を出して売却する、ロスカットを回避したいという思いがあることを示しています。
別の例(質問は2つ)を出しましょう。
質問1 ここに1000万円あります。どちらを選びますか?
(a)何もせずに1000万円をそのままもらう
(b)じゃんけんに勝ったら2000万円もらえるが、負けたら何ももらえない
質問2 あなたは、ある事故を起こして1000万円の借金を背負いました。どちらを選びますか?
(a)じゃんけんに勝ったら借金を帳消しにするが、負けたら借金が2000万円になる
(b)じゃんけんをせずにおとなしく1000万円の借金を背負う
読者の皆さんはどちらを選びますか?
実は、質問1、質問2とも、(a)と(b)のどちらを選択しても期待値における損得は変わりません。しかし、この2つの質問に対してほとんどの人が両方とも(a)の選択肢を選ぶことが多いのです。
人は、自分に有利な場面ではリスクを避け、自分に不利な場面ではリスクを好む特性、つまり、利食いを早く、損切りが遅れるといった合理的とは言いづらい判断をしてしまう性質があることを示唆しています。
こういった投資家の特性がトルコリラ投資で利益を早期に確定する一方、ロスカットはなかなかできず、塩漬けにして損失を拡大していくことになります。
また投資家は損失を抱えた場合、損失を取り戻そうとリスクを採って「一か八かの賭け」に出ることも知られています。トルコリラの損失が拡大すればするほど、一気に損失を取り戻そうとした投資行動を行う(FXであれば、今までの損失を取り戻そうと投資金額を増やしたりレバレッジ比率を引き上げたりする)。過剰なリスクをとってしまった結果、2018年も引き続きトルコリラ安が進んだことでさらに損失を膨らませてしまったのではないかと考えています。
この心理
誰もが通る道だと思います
投資歴15年なんてほざいている僕も同じ
その前に
今月の仮想通貨ポートフォリオ
ETFの期待から多少戻したものの、70〜90万くらいのレンジで推移しているビットコインですが
とにかく、新規のマネーが流入しないことにはどうにもならない
ETFが認可されると、砂場にダンプカーの砂が入ってくるくらいに規模が膨れ上がると期待されていますが
去年一年間の流れとは真逆のトレンドの仮想通貨
もう忘れかけている人や大損してやめた人、諦めた人たくさんいると思います
歴史は繰り返される のか 一瞬のバブルで終わるのか
ここしばらく注目していました高金利通貨のトルコリラでしたが
年利約17%
安く買える
歴史の中で大底
そんなところで注目していました
僕の中では不労所得の一部としてポートフォリオを組んでいましたが、全て決済してしまいました
寝ぼけて 笑笑
インカムはありましたが、キャピタルでは大損
理論的には、インカムでキャピタルをも凌駕するものですが
世の中甘くはない
なぜそうなのか?
まず、根本的に
世界的に価値のある日本円を売って価値のないトルコリラを買うという行為
例えて言うなら
小粒のダイヤ💎を得るために
ダイヤを売って、ダイヤの原石に思えるものを買うような話
以下、抜粋
まず、行動ファイナンスのお話を簡単にします。行動ファイナンスとは、 ファイナンスの分野に心理学の概念を取り入れたものです。実際のマーケットにおいては理論通りにならないことが多々ありますが、まさに理論と現実のギャップを埋めるため、伝統的なファイナンス理論(ファンダメンタルズ分析など)への「対立概念」として登場した理論と言われています。
行動ファイナンスの理論では、市場は合理的に決まるのではなく、非効率なものだと考えます。株価や為替はマーケット参加者の感情に左右され、合理的とは言えない投資家の意思決定などにより、適正価格を逸脱したモメンタム(勢い)やバブルが生じると説明しています。
トルコの物価が20%上昇し、日本の物価がほとんど変わらない場合、単純化すれば相対的購買力平価からトルコリラは20%下落することになります。すると円をトリコリラに替えて17%の金利をもらっても、逆に実質的には損をしている状態になります。
ここで、コイントスの例を挙げてみます。5回コイントスをして、すべて5回とも「表」が出たとします。このとき、6回目にコイントスを行ったら何が出ると考えますか?
行動ファイナンス理論の中では、「表が出過ぎているので次は裏が出るだろう」とのバイアスが生じるケースとして、「大数の法則」(law of large numbers)と「小数の法則」(law of small numbers)が取り上げられることが多いのです。
冷静に考えれば、6回目にコインを投げて表が出る確率は2分の1です。つまり、過去の結果と独立しています。しかし、何回か続けて投げた場合に、結果として起こるパターンとして、表と裏が同じくらいの回数出るはずであるという「大数の法則」に基づいて判断するというバイアスがあります。
簡単に言えば、コイントスを100回行えば表が出る確率、裏が出る確率はそれぞれ50%に収れんしていくだろうとの考え方です。これをトルコリラ投資の判断に当てはめた場合には2015年の騰落率(対円)がマイナス19.76%、2016年の騰落率(対円)がマイナス18.64%、2017年の騰落率(対円)がマイナス11.34%となっていたので2018年はそろそろ反発するだろうと予測し、安易にトルコリラ投資を行ってしまう例がこれに該当します。
2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン(米プリンストン大学名誉教授)は、人々が大数の法則として専門的には知られている平均の法則を誤解することによって起こる錯誤を揶揄して、「小数の法則」として表現しています。まさに小数の法則で意思決定をしてしまったことが、トルコリラ投資で失敗した一つの要因ではないかと考えています
失敗している人ができないことの一つとして「損切り」が挙げられます。カーネマンは行動ファイナンス理論の一つである「プロスペクト理論」の中で、人々が損切りできない理由を、例を挙げて、こう説明しています。
今、(1)7500ドルの確実な損失を受け入れるか、もしくは、(2)75%の確率で1万ドルを失うか、25%の確率で何も失わないかという賭けをするか、の選択を迫られていると仮定します。
実は、この2つの選択肢における「損失の期待値」は、どちらも7500ドル((2)の期待値の計算式は1万ドル×0.75+(0ドル×0.25))です。読者の皆さんは確実に損することを選ぶのか、それとも賭けを選ぶでしょうか?
この場合、ほとんどの人々は後者を選ぶことでしょう。その理由として人々は損失を被るのが嫌だからです。不確実な選択肢は自分が損をしないでも済むかもしれないという希望をもたらします。ダニエル・カーネマンはこの現象を「損失回避性」と呼んでいます。
「プロスペクト理論」では、投資家が損を出して売却する、ロスカットを回避したいという思いがあることを示しています。
別の例(質問は2つ)を出しましょう。
質問1 ここに1000万円あります。どちらを選びますか?
(a)何もせずに1000万円をそのままもらう
(b)じゃんけんに勝ったら2000万円もらえるが、負けたら何ももらえない
質問2 あなたは、ある事故を起こして1000万円の借金を背負いました。どちらを選びますか?
(a)じゃんけんに勝ったら借金を帳消しにするが、負けたら借金が2000万円になる
(b)じゃんけんをせずにおとなしく1000万円の借金を背負う
読者の皆さんはどちらを選びますか?
実は、質問1、質問2とも、(a)と(b)のどちらを選択しても期待値における損得は変わりません。しかし、この2つの質問に対してほとんどの人が両方とも(a)の選択肢を選ぶことが多いのです。
人は、自分に有利な場面ではリスクを避け、自分に不利な場面ではリスクを好む特性、つまり、利食いを早く、損切りが遅れるといった合理的とは言いづらい判断をしてしまう性質があることを示唆しています。
こういった投資家の特性がトルコリラ投資で利益を早期に確定する一方、ロスカットはなかなかできず、塩漬けにして損失を拡大していくことになります。
また投資家は損失を抱えた場合、損失を取り戻そうとリスクを採って「一か八かの賭け」に出ることも知られています。トルコリラの損失が拡大すればするほど、一気に損失を取り戻そうとした投資行動を行う(FXであれば、今までの損失を取り戻そうと投資金額を増やしたりレバレッジ比率を引き上げたりする)。過剰なリスクをとってしまった結果、2018年も引き続きトルコリラ安が進んだことでさらに損失を膨らませてしまったのではないかと考えています。
この心理
誰もが通る道だと思います
投資歴15年なんてほざいている僕も同じ
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