カクテルの王様がマティーニだとすれば
マンハッタンはカクテルの女王
ウイスキーベースの濃厚な味わいが
さながら温故知新
新たな境地を知る
カクテル言葉はロマンチック
BGMはビリージョエルのピアノマン
仕事帰りの常連達が集うbarの歌
嗜みも知らない若造のまま
いつの間にか年月だけ重ねて
しがらみや背負うものだけ増えて行く
本当にやりたい事って何?
という問い掛けに
なぜやらない?が
自分にも当て嵌まるように
そんな
歯痒さを感じるルーティンに
街の片隅にあるbarが
モーメントを作ってくれる
粋に背広を着たサラリーマンや
夜の街に出かける前のレディ
様々なタイミングですれ違う人の交差点
別に酒が好きなわけじゃないけど
時々、barには行きたくなる