その昔ビートルズの覆面バンドかも?って評された、カナダ出身のバンド、Klaatu(SF映画に登場した宇宙からの訪問者の名前だそうだ)。
曲の構成、メロディー・ラインや効果音にビートルズを感じさせカナダのマイナー・レーベルから出した1976年のファースト・アルバムが3:47EST(多分東部時間3時47分を意味していると思えるが...)。これがアメリカのキャピトル・レーベルに目が止まり、セルフ・タイトルのKlaatuでメジャー・デビュー。
アルバムは32位、その数年後カーペンターズがカバーしたコーリング・オキュパンツはシングル・カットされると62位の中ヒット。
てな事で、当時はこれを聴いてビートルズを懐かしんだ方々も多くいたのでは?
1970年喧嘩別れのような印象でビートルズは解散。
映画Let It Beはルーフ・トップでの熱演を除けばファンとしてはなんとも言えないその悲しき幕切れを見せつけた。
ただファンとしてはいつか再結成の目も有るかもとわずかな希望を持ちひたすら待ち続けるもその進展なし。
あれから50年、もう再結成なんて天地が裂けても不可能。
クソォ〜
そんなフラストレーションが溜まったオジン達のミュージック・ライフのコンパニオンに今更ながらKlaatuはいかが?
覆面バンドじゃなかったけど、心を癒すいい味出してます。