本日は久々に1971年のエルトン・ジョンの4枚目のアルバム、Madman Across The Waterを聴いてみた。
(ブルージンー ベイビ〜♪♪って事でジャケもジーンズなのかな?)
シンガー・ソングライターとして順調に実績を積んで来たのだが、何故かこのアルバム発売当初の売れ行きは前作よりも良くなく、特にイギリスではチャート41位と大幅にランク・ダウン。
エルトンの熱唱によるタイトル曲のMadman Across The Waterはじめそれ以外の曲も何となくヘビーで暗いイメージの曲調にポール・バックマスターの攻撃的とでも言える重厚なストリングスがさらに振りかけられた事で、あまりの迫力に一般のリスナーがたじろいでしまったのかもしれない。
(シリアスなお顔付きで少々取っ付きにくい印象はあるかも?)
確かにオーバー・プロダクションの感は無きにしも非ず。
ただ、今ではこのアルバムに対する当時の評価が低過ぎたという認識で名誉回復。
また、このアルバムがあったからこそポップな次作、Honky Chateauが翌年誕生したわけで、エルトンにとっては後にポップ・スターの頂点で輝く過程での必然的な産物だったと感じる。
サイドー1の4曲サイコー!