歳をとると、どうも涙腺が緩み易くなるのか、ちょっとした事で心が揺さぶられて涙することがある。
先週、こちらに飛行機で戻ってきた際、いつも通り数本の映画鑑賞を機内で楽しんだ。
この歳になると、わざわざ電車に乗って新作を映画館に見に行くのも億劫なので、機内で新作を見れるのは大変ありがたい。
ハリウッドの新作を見た後、他の映画を探していると、シン・ゴジラという映画がリストにあった。
これって去年の夏頃に公開された映画だったような~
見ていなかったので早速見ることにした。
しょっぱなから背広のおっさん達の会議が続き、そこに日系米国人と思しき謎の女性が登場。
私の操る英語が大したことがないのであまり偉そうには言えないのだが、多分ネイティブの人が監修しているので発音なんかは問題がなかったと思うが、日本の官僚に対してちょっとべランメーな感じの言葉遣い、それに日本語がうまいと言うことで、私が知っていた日系3世の米国人のイメージとはかけ離れていたので少し興ざめ。
日系米国人の設定と言うよりは、アメリカからの帰国子女って感じ。
まあ、登場人物が背広のおっさん達とリケ女に自衛隊だけでは地味で、彩を添えるために個性的な日系米人の女性を登場させたのではと思えるのだが...
ストーリーは想像できるので、退屈な背広のオッサンの会議と謎の日系米人女性とのやり取りのところは、なんだかな~と言う訳で早送り。
この映画のキモとも言えるヤシオリ作戦の場面に一気に飛ぶ。
爆弾を仕込んだ新幹線がゴジラに突撃をかけるところで、1959年制作の特撮映画、宇宙大戦争で使われた、伊福部昭氏作曲の宇宙大戦争ののマーチの登場には、恥ずかしながら目頭が熱くなった。
さらに、いつもは怪獣達に鷲づかみにされ地面に叩き付けられたり、踏み潰されたり、この手の映画で不憫な役回りを強いられていたJRの車両が、この時ばかりはと奮い立ちゴジラに編隊を組んで突撃!
オォー、なんとも泣かせる。
宇宙大戦争は私が小さすぎて当時見ていなかったのだが、その後小学生の低学年に成る頃、夏休みによくお袋に連れられ東宝の映画館に怪獣物映画を観に出かけた。
そのときの映画に、宇宙大戦争のマーチがリ・アレンジされて再利用されていたと思うのだが、それが頭にしっかりと刷り込まれているようだ。
昔の子供の頃の記憶が蘇えるのか、この曲を聴くとどうもぐっとくる。
ところで、60年代といえば未だ小学生だったので、テレビで見ない限り洋楽とは無縁だった。
中学生になり深夜ラジオを聴くようになってようやく洋楽にのめり込んでいく。
しかし、60年代には60年代のアレンジがあって、たとえオン・タイムで聴いてなかったとしても、60年代のそれらを改めて聴くと当時の時代の雰囲気成るものが心の中に蘇る。
特に、バースのTURN TURN TURNとかディラン作でジョーン・バエズの歌うFAREWELL ANGELINAなんて、たとえ歌詞の意味が理解できなくとも、私にとってなぜかぐっとくる哀愁の曲である。
私にとっては、ファースト・アルバムの大ヒット曲、MR.TAMBOURINEMANではなく、何故かセカンド・アルバムのTURN, TURN, TURNである。
これも、何故か彼女の代表曲である、ディラン作、BROWIN' IN THE WINDでは無く、FAREWELL ANGELINAとなる。
先週、こちらに飛行機で戻ってきた際、いつも通り数本の映画鑑賞を機内で楽しんだ。
この歳になると、わざわざ電車に乗って新作を映画館に見に行くのも億劫なので、機内で新作を見れるのは大変ありがたい。
ハリウッドの新作を見た後、他の映画を探していると、シン・ゴジラという映画がリストにあった。
これって去年の夏頃に公開された映画だったような~
見ていなかったので早速見ることにした。
しょっぱなから背広のおっさん達の会議が続き、そこに日系米国人と思しき謎の女性が登場。
私の操る英語が大したことがないのであまり偉そうには言えないのだが、多分ネイティブの人が監修しているので発音なんかは問題がなかったと思うが、日本の官僚に対してちょっとべランメーな感じの言葉遣い、それに日本語がうまいと言うことで、私が知っていた日系3世の米国人のイメージとはかけ離れていたので少し興ざめ。
日系米国人の設定と言うよりは、アメリカからの帰国子女って感じ。
まあ、登場人物が背広のおっさん達とリケ女に自衛隊だけでは地味で、彩を添えるために個性的な日系米人の女性を登場させたのではと思えるのだが...
ストーリーは想像できるので、退屈な背広のオッサンの会議と謎の日系米人女性とのやり取りのところは、なんだかな~と言う訳で早送り。
この映画のキモとも言えるヤシオリ作戦の場面に一気に飛ぶ。
爆弾を仕込んだ新幹線がゴジラに突撃をかけるところで、1959年制作の特撮映画、宇宙大戦争で使われた、伊福部昭氏作曲の宇宙大戦争ののマーチの登場には、恥ずかしながら目頭が熱くなった。
さらに、いつもは怪獣達に鷲づかみにされ地面に叩き付けられたり、踏み潰されたり、この手の映画で不憫な役回りを強いられていたJRの車両が、この時ばかりはと奮い立ちゴジラに編隊を組んで突撃!
オォー、なんとも泣かせる。
宇宙大戦争は私が小さすぎて当時見ていなかったのだが、その後小学生の低学年に成る頃、夏休みによくお袋に連れられ東宝の映画館に怪獣物映画を観に出かけた。
そのときの映画に、宇宙大戦争のマーチがリ・アレンジされて再利用されていたと思うのだが、それが頭にしっかりと刷り込まれているようだ。
昔の子供の頃の記憶が蘇えるのか、この曲を聴くとどうもぐっとくる。
ところで、60年代といえば未だ小学生だったので、テレビで見ない限り洋楽とは無縁だった。
中学生になり深夜ラジオを聴くようになってようやく洋楽にのめり込んでいく。
しかし、60年代には60年代のアレンジがあって、たとえオン・タイムで聴いてなかったとしても、60年代のそれらを改めて聴くと当時の時代の雰囲気成るものが心の中に蘇る。
特に、バースのTURN TURN TURNとかディラン作でジョーン・バエズの歌うFAREWELL ANGELINAなんて、たとえ歌詞の意味が理解できなくとも、私にとってなぜかぐっとくる哀愁の曲である。
私にとっては、ファースト・アルバムの大ヒット曲、MR.TAMBOURINEMANではなく、何故かセカンド・アルバムのTURN, TURN, TURNである。
これも、何故か彼女の代表曲である、ディラン作、BROWIN' IN THE WINDでは無く、FAREWELL ANGELINAとなる。