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世界のひな型

気が付けばもう3月になります。朝の日の出の時刻もだいぶ早まりました。今まで真っ暗の中ジョギングしていたのがちょうど走り終える頃に日の出が拝むことができてうれしくなります。

最近、娘の学研の付録でお風呂場に貼れる世界地図(全ての国の国旗がプリントされた)のシートをよく眺めています。いままでまじまじとゆっくり世界地図を見たことがなかったのでいろいろな発見があって楽しいです。ロシアはなんて国土が広いのかと思えばよーく見ると人が快適に住める土地がほとんどないんだとわかるし、カナダも広いわりにはアメリカとの国境付近の都市の気候がギリギリです。そう考えると北半球の日本の本州の位置をぐるーとまわしたところに様々な有力な国が密集しているみたいに感じます。

そして日本は国土はあまり広くはありませんが縦長に精一杯いい位置に陣取っていることがわかります。島国にために他国からの侵略からの防御にもすぐれていて温暖で水が豊か。国土のまわりの海も日本の領土として活用できるのですからけっして小国とはいえないでしょう。ロシアのように凍らない海をもつのに苦労しているのとは大違いです。

また自然が豊かなのも大きな特権です。人口が多いいわりにはいまだに緑が多く存在します。それだけ人がどこでも自由に住もうと思えば可能な土地が多いいということです。水は水道水が自由に飲めます。井戸水も可能です。ほれば地下水にすぐにあたります。標高差からの山からの恵みに優れているといえます。

どこで日本は小さな国で資源に乏しいとしきりに教えられたのでしょう。私達は知らず知らず自分の国を過小評価しすぎなのです。資源も海底の目をむければ有効な天然資源の宝庫だと近年になり証明されました。

各国の国旗をみればいろいろなカラーがさまざまです。横三色の縦三色が多いいような気がしますが、日本のように中心に丸は数か国にすぎません。そしてすぐにどこの国だかわかる日の丸は国々の中でもぴか一だと思います。他の国は微妙な違いで国旗になっているものが多数あることを考えると、先人たちに感謝です。

龍が飛び立っているような姿のこの国は世界のひな型ともいわれています。私はこの国の未来が世界の安定に大きくつながると信じて疑いません。
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コネクター

昨日、ある一流企業の幹部の方とお話する機会がありました。
興味深かったのはこれからの資本主義経済にとって一番重要になる役割はコネクター的な役割だとおっしゃっていました。

つまりは能力がある側、そしてそれを必要としている側。この世の中には互いに需要と供給の関係が成り立っているのにも関わらずにそれを繋げる場や機会がないために成り立たないことが多くある。社会はまるで水の流れのように流動するがその流れをうまく繋げるコネクターみたいな役割が必要になると。

例えば老人はお金があるがそれを使いたくなる場が限られている。そこに心身の健康を保つための場を提供して手軽に楽しめるおいしいさまざまなお店などをくっつければそれだけで一つの有効な空間になるということです。これは私の勤めている会社の社長さんなんかもよく話していました。

「今の世の中、腕があるがその場がないためうずもれている料理人も多くいる。俺はその人らに場を提供して多くの人が集まれるホールみたいな物をつくりたい。そこに老人や高齢だが未婚の男女が集ってカラオケなどを楽しんで縁が結ばれればとてもいいことだと思う。これからの世の中は一人ぼっちで旅立たなくてはいけない人が多くいるのだから、そうした孤独を防止することにも繋がる」と。

あー時代の流れを読む人はやはり同じようなことを考えるのだと思いました。本当の商人とはただお金もうけをするだけの存在ではありません。お金をうまく回して世の中に利益を還元することによってより自らにも利益が入ってくるということを理屈抜きの直観で知っているのです。

私の勤めている葬祭ホールも年に一回、無料でいろいろなものを提供します。去年はもう忙しすぎて辛いから来年からは辞めようかと皆で話していました。しかしこのホールが気の流れを循環させるにはそうした一見ばらまくような行為がこの建物を綺麗にしているのだと思います。それなので毎年やはり行いましょうと私は進言しました。

ちなみにコネクターという役割は実はあまり大儲けができないそうです。あの会社とあの会社を繋げる。そして相互で多くの利益が生まれることになる。しかし実際につなげた重要な役割をになったものにはそこまでの利益がないとのこと。

幕末に薩摩と長州を結び付けた坂本龍馬みたいに人気だけはのこるのであればそれも良いことだと思えます。

私も神仏につなげるコネクターになれるように頑張ります。
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親族の供養

私自身のお葬儀の仕事をしていて少し胸が熱くなるとなるというかこれがいいんだと思ってしまうのが親族がお通夜の晩に皆で酒を酌み交わしながら語り合う姿です。
普段はそうは会えない人たちがお葬式を機に会して久しぶりにお互いを確かめ合う時間。それはやはり親族ならではの繋がりが生み出すものです。

確かにお葬式は二度と大切な人と会えない別れを皆で惜しむ儀式で悲しいものです。皆、胸の奥から涙を流して世の無常に打ちひしがれます。でもだからと言ってどの家族もずーとしんみりと無言で通夜、葬儀の二日間を過ごすわけではありません。不謹慎なようですが会食をしながら悲しみを晴らすように笑い合ったりしているのです。

そしてその席を故人も微笑みを浮かべながら眺めているような気がします。

「私の為にこうして集まってくれてありがとう。お疲れさま。さあ、ひと時のこの時間を楽しんでください」と。

私にその故人の思いが乗り移るのでしょうか。違った形での供養をそれに感じます。

やはり親族の繋がりは大切です。仲がよかろうが悪かろうが親族には変わりありません。どうか後世に生きる子孫の為にも互いの親族は大切にしてほしいと思います。
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すべては自分

人は自分の今現在を恨めしく思い誰かのせいにしがちです。

「私がこうして不幸になったのはあいつのせいだ。あいつがあの時あんなことをしなければもっと運命は広がっていたのに」

だけどまるでサッカーで劇的なゴールを決めるようにうまくいきそうでうまくいかないのが人生なのです。頭で想像すればなんでもそうなるような気がするでしょう。しかし明日いつもよりも朝早起きしようと思ってもさあどれだけの人が実行できるのかはわからないのです。それも一日、三日、一週間、一か月、一年と継続できる人なんかは稀です。
それだけ簡単に思うことと現実には隔たりがあります。

つまりは皆、自分のことを棚上げ状態だと言うことです。自分を棚上げして今起きている自分の不幸を人のせいばかりにするほど無意味なことはありません。

「すべては自分」

今あることもおかれた立場も境遇もすべては自分が原因での結果にすぎません。それを恨むことは自分自身の否定につながります。

こんな自分でもいい。これでいい。この自分が自分なんだと思えれば辛く思える現実も自分を失う苦しみに比べればまだましだと思えるのです。

さあ、今の自分はみなさんどうでしょう。
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いつの間にか

いつの間にかたどり着いている。そんなことってありませんか。

私はどんなことをしてもたどり着きたい。越えて向こうに行きたい。そんな思いでがむしゃらにやってきたことが正直なんの達成感もないにも関わらずにいつのまにかたどり着いていたなんてことが多々あります。

確かにそれには毎日の努力を怠らずになんとか一日一日を頑張ってきた結果の上だからそうなったということがあるのですが、あんなにほしくて望んでいた境地がたどり着いてみたらそうでもなかったという「あれ」みたいな部分もあるのも事実です。

これは自分の思いと現実が少しずれているからおこるのかもしれません。
そう考えると「自分が思っているほど自分は悪くなかった」とか反対に「自分が思っているほど自分は良くはなかった」みたいなことが起こっているはずです。

知らず知らずにうちに誰かを傷つけているのかもしれない。いやもしかしたらしらずしらずのうちに誰かを喜ばせていることだってあるはず。

仏教ではお経を上げる前にかならず懺悔文という文句を唱えます。

・私は今まで知ろうと知らずと沢山の罪を犯してきました。それは自分が愚かで間抜けで罪深いからです。この悟ることのできていない自らを戒める為にもここにすべての罪穢れを懺悔させていただきます。

信仰とは懺悔にはじまり感謝に終わるといいます。「助けてください」「どうか願い事を叶えてください」と血のにじむような思いで願い続けていても神仏に届かせるには懺悔と感謝にはかないません。

ただ「いつの間にか」を願うのであれば恰好つけずにがむしゃらになることも必要です。親は優等生の子よりもどこか手のかかる子が愛おしいように神仏もあの手この手なんとかしてくれるはずですから。
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