自分の本当の価値

過去を人はどうしても美化して振り返りがちなのです。そして周りに気をとられすぎて本当の自分が見えなくなります。

私はどうも他人に自分の評価を追い求めすぎるところがあるみたいです。まるで自分よりも他人の意見の方がすべて正しいかのようにその顔色をうかがいます。ただ本当のところの自分のことなんてなかなか他の人にはわからないものなのです。また自分が必要以上に評価を求めなくても自らが本当のあるべき姿で居続けられさえすれば自然と評価は上がってきます。

身体がにじみ出る。隠しても隠しきれない光。そのようなものこそが本来もとめるべきものではないでしょうか。
今日、テレビのニュースでＳＮＳによる被害、中傷などについて取り上げられていました。まるっきり顔を合わせたこともない同士がネット上で一方的に「死ね」とか「殺す」とか脅されて、中には自殺にまで追い込まれたりします。
気軽に触れ合える利点を利用して近づき、自分の思いが相手に通らないと思えば優しい言葉から急に逆上の罵りにかわる。サイトに乗せた自分自身の個人情報を多くのネットユーザーに恨みとともにばらまかれる。

コメンテーターがそのことを「自分なんかはそんなことバーチャルの世界だと思って割り切るんだけど」と言っていました。
そう他人の評価のおおよそはそんな範囲のものなのです。ただ深くほろさげずにうわべだけの情報にすぎません。

だから自分自身で自分自身を評価して着実に実直に生きましょう。自分によって少しでも他が充たされるようになるのならそれを悦びとしましょう。本当にすべき本当の自分の価値はごく身近な中に存在するものなのです。