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種馬になる

最初の一文字が出せれば文章はどんどんと堰をきって流れる川の水のように流れ出します。この最初が肝心なのです。
スタートボタンが押されてゲートが開くようにどんな能力が蓄積されていてもスタートができなければどうしようもありません。

これは仕事や人間関係、それに些細なことでもいえるのです。

「やりだせばやるんだけど、それまでが」

よく言い訳に聞く文句です。やりだせばおっくうだった思いが意外にふっとびすんなりできます。なーんだ簡単だった。後から思うのです。人見知りの人も話し出せば止まらなくなる人がいるように。そうしてこんなに話す人だとは思わなかったと後から言われます。

ただ何かをする時にその蓄積があるかないかも重要なポイントになります。私はとても落ち込んでいたときはどんなに努力をして前進してもまるで暗闇に鉄砲玉を撃ち続けるように手ごたえがまるっきりありませんでした。それはつらいものです。何をやっても手ごたえがない。ただ苦しくて悲しいだけ。それでも続けるという事実だけがのこることだけが1パーセントの救いでした。

やりだせばやりがえが生まれるのであればそれは幸せなことです。後回しにしないでなるべく行いましょう。そして競馬馬のように短いピークを最高な内容でかざるべきです。種馬になって後から活躍する若者のために自分の意志をのこすためにも。

貯めがあれば能力があればスタートのきっかけさえ手にいれれば必ず願いは叶います。私はそう信じています。
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