goo

三人よりも二人

今日、元大工の石屋の職人さんとこんな話をしました。大工は三人で働くものではなく二人がベストだと。
つまり三人で働いても二人分の仕事しかできないということです。またそのセットは細かい仕事が得意な人とおおざっぱな仕事が得意な人を組み合わせるようにバランスが大事とのこと。

以前にこんな話を聞いたことがあります。戦時中、ほぼ玉砕した部隊でジャングルをさまよった時のこと。三人で行動すると必ず二対一で対立が起きてしまいうまくいかず、やはり二人で行動することになった。二人ではほとんど意見の対立にはならなかったと。

時々、働いていて人数をかけてもなかなかはかどらないことがあります。逆に二人くらいの方が黙々と仕事をこなせるなんてことも。

二人とは夫婦もそうですがお互い我慢しやすいのかもしれません。テレビで嫁にいろいろ言われる夫のネタを芸人の塙さんが歌っていましたが世の男性は皆、納得する内容でした。

たまーにプレゼントを買ってきたら、なんかやましいことでもあるのと疑われ(笑)

ただ最後にそれでも嫁さんが大好きだと締めくくっています。

私は人の悪口が大嫌いです。二人の時は出ない言葉も三人になるとやはり一人を悪くいうのは人間の性かもしれません。

どちらが正義でどちらが悪の世の中が早く終わらないかとつくづく思います。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平穏

頑張りすぎると「自分はこんなに頑張っているのに」とどこか不満がわいてきます。

最初から自分の実力を過信しなければ不満がわいてくる前にその芽は消されていくのです。不思議なものです。
頑張りすぎる先よりもこの位が自分の実力とあえて控えめの方が我が消されていくなんて。

負けず嫌いで勝ちにこだわる姿勢はとてもすばらしいものです。
誰でもそれだけの思いを維持するほどの精神力をもちあわせていないからです。

私も気づけばどこかそんな負けず嫌いが薄れていくのを感じています。
そのかわりにいかに無事に平穏に生きるか、そのことに集中しているみたいです。

ただこの平穏に生きるは思ったよりも難しいことも承知しています。平穏=平均点の何もしない というものではないからです。

絶え間ない努力の上に平穏が成り立っているのを感じます。
華やかな世界で活躍するスポーツ選手や各分野の天才と称される人達も本当は見えないところでどれだけ努力をしているかわからないからです。

多分、地味なことの反復が一番効果があることをその人達は知っているはずです。凡才はそれができない。

自分のできる範囲の努力を怠らずコツコツ生きていこうと思います。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狩猟民族

家につくと安心します。でもずーと家にいる休みの日は何故か不安になります。
つくづく男はじっとしていられないのだと思います。

狩猟民族みたいにとにかく一日、何かしらを家族のために稼いでくる。それが一日のルーティーンになっていてやはり仕事した日の方がご飯もおいしいし、睡眠をよくとれるのは受け継がれたDNAかもしれません。

嫁と娘の会話を聞いているとあきらかに自分のそれとは違います。女同士の会話というかツボというか、どこか最後に私のことを「こうだからさー」みたいに落とし込んで終わるのです。

でもさすがに一家の大黒柱だということは心得ているみたいで私の席はかならずあけておくし、働いて頑張っているからとおかずも一番多めだし。

正直、この自己中心の生活を送ってきた自分が家族を持てるなんて考えられなかったのです。
娘が生まれてから今までの成長の思い出が時々、映像として頭に浮かびますが目頭があつくなります。

親とは多分、そのような日々が一番の財産なのかもしれません。もうすでの親孝行は十分してもらったと思えてなりません。

嫁いでしまうのに本当に何でも自分のできることはしたくなるのです。

男親が泣く日。一番望んでいる日ですがどこか現実になる日が考えたくないのも仕方ないことだと思います。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これからの商売

昨日、あるテレビ番組でおもしろく人気のある八百屋をとりあげていました。その店主の方はとても気前がよくすぐにサービスをします。

安く、仕入れ値ギリギリでもやっていけるのはそれほど多くの人がおとずれる証だと思います。そこにはお店をされているプロの方も仕入れにきていて新鮮さはお墨付きだということ。

歌のうまい店主はギターをもって弾き語りをしています。それがまた集客につながり人の輪がどんどん広がっていきます。

店主はとても印象深い言葉を述べていました。

他人が幸せにならないと自分は幸せにはなれない

それが店主のモットーだそうです。小さい頃に親を亡くして地を這うような生活をしてきたからこそ出る言葉。

よく笑う大黒様のようなふところの大きな方。そのように感じられました。


このお店のように大盛りやサービス精神の旺盛なお店の店主の特徴はとにかく人の喜ぶ顔が見たいという思いの強さ。

自分の生活が困窮しようと、お金が貯まらなくても値段はあげない。まるで慈善事業のようになってしまいますがとにかく人が集まってきます。

これからの商売のあり方を教えられている気がします。難しいですがお金のあっての生活なので。

でも自分も多少、それに似たような働き方ができればそのように思います。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満足

昨日は気持ち良く晴れたのに今日は曇り。そして雨。

人の心もその日によってまるっきり違います。私も、朝からなんだか気分の悪い日もあれば、またたとても気分のいい日もあるのです。

だからといって一日を通してずーとそのままとうわけではありません。
今日は気分がのらないと思う日ほどうまく生きやすい傾向にあります。

まず、最初から期待していないのでりきみがありません。その為に素直に行動ができます。
俺がやる、と力みすぎるとどこかで空回りするもの。

またスタートが底辺などで許容範囲もひろがります。
なんでもオッケーなので周りとの連携もとりやすいのです。

人生、そう考えると何が幸いをよぶか分かりません。
今の不満足もいつか満足する前の礎かもしれません。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前ページ