毎日があっという間に過ぎていきます。でも同じ一日でも昨日とは違うし、明日も今日とは違う。
それにいつも思うのだけど今日大丈夫だから明日も大丈夫というのはない。何かいつもそうあることが当たり前なようで本当はまるで当たり前でない。
そう考えると今日が最悪な一日でも明日が最高になる可能性もあります。もちろんその逆も。
一念三千の教えは地獄・餓鬼・畜生・人・天・修羅・菩薩・声聞・如来それぞれの世界に地獄もあれば天国もある。つまり天国にいても心がけ次第で地獄になるし、地獄の中にも天国があるということ。
思えばまるで試験のように受からなくては、みたいに地獄に行きたくないと思うのとは何だか違う考え方です。
もはやそれはあなたがその時、その瞬間、その場で悟ればそこが最高の境地であるということです。
私はよく思考は点と線のような直線的なものではなくてもっと回転している円のようなものであるような気がしてなりません。
宇宙もそうかも。始まりと終わりを繰り返し、最終的には何も始まっていないし、終わっていない。というような世界かもしれません。
だから人生も自分も捨てたものではない、と思うべきだと思います。