一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
選ばれし存在
雨の日は外のことができなくなってしまうので少し時間をもてあましています。身体を動かしている方が得意なのでどうももじもじしてしまって。
最近、今までの自分のこの10年を振り返ることがあります。やはり10年は一昔で大きく変化したこと、またそのままのこといろいろです。
気が付けばもう10年も経ってしたということが事実なのかもしれません。出会いがあれば別れがありました。自分の中にも改善した点がいくつも。
映像。よく映画を観ているように過去は自分の脳裏に刻まれていきます。それが客観視すると自分であるのに自分ではなかったような。自分の姿をした別の自分のようにも映ってくるのです。
時間が経過してしまうと別次元になってしまっていて。そうすると別の分身のようにも思えてくる。
こうして日々を重ねて最終的にはこの世からあの世へと旅立っていくのでしょう。まるでその存在がなかったかのようにこの世では日々が営まれていきますが実際は何か大きな宇宙のハードディスクみたいなものに記録されて永遠に保管されていく。
誰の人生も無駄なものはなく、神仏からすればすべての人の人生が尊く、愛おしく思えているのではないでしょうか。
選ばれし存在。本当はすべての人が選ばれし存在なのだと思います。
誤差
なんかこの前の大会。同じ種目にでていて私よりも速く走った友達に聞いたらそこまで最初の1キロが速くなかったのを知りました。
つまり私のガーミンのGPSがおかしかったのです。安心しました。最初の1キロを三分切って走るなんて高速ランナーの世界ですから。
そうすると多分自分は去年と同じような感じでラップを刻んでいたわけです。
これで謎がとけました。自分の感覚とあまりにも違っていたので納得です。
トロフィーはでかいのを頂きました。
人生で一番の大きさです。
足が痛くて思うように走れません。
正座が出来ないので困りました。
今日はお休みです。ゆっくりします。
ランナーあるある
最近、朝ランニングをしていると神社のところでランナーの男性に出会います。彼は多分、自分と同じくらいの年だと思います。聞けばフルマラソンをサブスリーで走るとのこと。
明らかに自分より速い人です。友達になろうと思いました。
まず言えることは毎日10キロを走っているとのことですがこれは私と変わりません。が大会に頻繁に出ていることが速さの秘訣だと思います。
年間に一回しかフルを走らない自分とくらべて何度もフルを走っているからこそすでに強度の練習を積んでいることになるからです。
ランナーあるあるですがその人の走っている姿を見てだいたいどのくらいかが感でわかります。
やっぱり速かったのか。
さて自分はこれから何を目指そうか。次の大会までは期間があります。やはりメインは11月のフルマラソンです。去年は見事撃沈しました。あんな思いはしたくありません。
しかし仕事と家庭と趣味のマラソンをどう折り合いをつけていこうか。
やはりフルは諦めようか。なんて。
精神力
足首が数日前から痛いです。でも走れば走れるし、マラソン大会もこれで出ました。正座ができないです。
でも走れば気にならないのです。これって他のことにも言えると思います。
今日は調子悪い。明日にする。そんな人は明日も調子悪いのです。
ちなみに条件は皆同じだと思うのです。あの人は恵まれているから。あの人は他の助けがあるから。
あの人は時間があるから。あの人は素質があるから。
マラソンで言えば距離を踏んで練習した人が勝ちます。それだけです。
私が調子が悪くても走れるのは毎日走っているからです。雨の日も、風邪の日も、体調が悪くても、どんなに眠くても。
それだけのこと。
だから生きることにおいて誰かのせいにして自分の言い訳ばかりしている人は損だと思います。
その人は気づいていないから。自分がしていないことを。
だいたいマラソン大会の前には調子を落とします。もしかしたら精神力の問題かもしれません。
ご褒美
なんだか昨日から仕事でいろいろ大変で。今日無事お通夜が終わって良かったと思っています。
久しぶりに安心して眠れます。
昨日の話ですがコースが最初下り、折り返して上りだったのですがすごく調子よかったのです。下りが。
知り合いのペースに合わせられてこれ自己ベストだとどこか安心しながら走っていました。
のこり2キロ、イーブンキロ4分楽勝と。それが上りになったら進まないのです。あれ、おかしい。辛い。
それはそうです。最初の入りをキロ3分切って入っているのですから。明らかにオーバーペース。でも調子いいと勘違いして飛ばしてしまいました。
あまり普段しないレースです。いつもずっとイーブンで走るタイプなので。最初と終わりが2分以上も違うなんて恥ずかしい。
それでも抜かれなかったです。どちらかというと抜かしていました。
ラスト1秒差で1位でした。嬉しいです。ご褒美だと思いました。
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