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やり続ける

PPAPのピコ太郎さんは売れない芸人時代、同世代の仲間がテレビで活躍するのをみてつらい思いをしました。芸人の間でもあいつはおもしろいと皆が認める能力があるのにもかかわらずになかなかブレイクできないでいたのです。歌と笑いの融合というものを目指したからこそ、それが特異すぎてなかなか理解されなかったのもあります。それでもその変わった笑いは立川談志さんに認められて「俺がいいというんだかっらやり続けろ」と強くはげまされたそうです。

もうだめだとふさぎ込んだ時に立川さんから一通の手紙が届きました。

「遊んでるか」
ただそれだけの手紙。だけど長い文章よりその一言がもう一度諦めずにやり続けようと強い決心を生んだそうです。

よくテレビをつければ一発屋芸人としてネタにされた芸人さんたちがいじられていることがあります。あのころの月収はとか今はどんな生活になってしまってるとか。芸の世界も売れ続けるのはどれだけきびしいかが伺えます。それでもテレビに出るだけが芸人の仕事ではありません。地方の営業にまわりながら人気を再び爆発させることも可能なのです。それでけっこういい収入を得ている芸人さんも多くいるのは事実です。

多分、ピコ太郎さんは売れていないからこそ無心であのPPAPを作ったのだと思います。それがいきなり大ヒットしたのは信じてやり続けたことに対するご褒美かも。
ただ一発屋芸人として終わるかもしれません。しかしそれはそれでいいとぶれずにやり続けてもらいたいと思います。
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