一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
悲しみの底
私は悲しみは悲しみだけでは終わらないと思うのです。
深い悲しみは底を打つことによって深い慈悲心に変わります。悲しみだけでなく、同じように悲しむ人に寄り添える慈しみの心を持つようになるのです。
この世の中には多くの人が存在し、その人それぞれいろいろな悩みを抱えて生活しています。
よく言われるように何もない家は存在しません。
幸せそうな家族も何かしらの問題を抱えています。ただ皆わからないだけです。
よく目にする芸能人であっても実際はおおやけにできない何かを抱えながら生活していることだってあるのです。
「あの人は良いなー。幸せそうで。何も問題なさそうで」
因果応報。すべては作用反作用の法則で私達は起きたことに対して次に因縁をのこすような生き方だけはしてはいけないのです。
因縁を刈り取ることによって自分自身も子孫も浄化できるよう生きなくてはなりません。
深い悲しみをもつ人には必ず神仏は寄り添ってくださいます。先祖も応援しているはずです。
いつか笑顔を見せれる日が必ず来ること信じて日々を一歩一歩歩むしかないのです。
深い悲しみは底を打つことによって深い慈悲心に変わります。悲しみだけでなく、同じように悲しむ人に寄り添える慈しみの心を持つようになるのです。
この世の中には多くの人が存在し、その人それぞれいろいろな悩みを抱えて生活しています。
よく言われるように何もない家は存在しません。
幸せそうな家族も何かしらの問題を抱えています。ただ皆わからないだけです。
よく目にする芸能人であっても実際はおおやけにできない何かを抱えながら生活していることだってあるのです。
「あの人は良いなー。幸せそうで。何も問題なさそうで」
因果応報。すべては作用反作用の法則で私達は起きたことに対して次に因縁をのこすような生き方だけはしてはいけないのです。
因縁を刈り取ることによって自分自身も子孫も浄化できるよう生きなくてはなりません。
深い悲しみをもつ人には必ず神仏は寄り添ってくださいます。先祖も応援しているはずです。
いつか笑顔を見せれる日が必ず来ること信じて日々を一歩一歩歩むしかないのです。
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時代
何故か私のマイブームは食パンです。美味しそうな個人店はもちろんのことコンビニでもどうしてだか買いたくなってしまいます。
そして何もつけずにそのまま食べます。どうしてだか美味しいと思うのです。惣菜パンや甘いパンでなくてもいいのです。パンの味を楽しんでいます。
今はいろいろなお店の食パンを吟味しています。それでもコンビニの少し高いパンもそこそこのおいしさです。
パンは正直、ご飯ほどお腹にたまらないのでいまいちと思っていたのですが最近は胃が小さくなったのか結構満足しています。
人がお腹いっぱいに物を食べれるようになったのは多分、昭和30年代ごろからでしょう。それまでは国民の生活も質素だったのを考えると私達は幸せな時代を過ごしています。
もうすぐ平成の時代が幕を閉じます。天皇陛下様がおっしゃられていたように平成は戦争がない時代ではあったがさまざまな困難にも直面した時代でもありました。
私は昭和の終わりから平成の初期までの時代が好きです。あれだけ悩み多かった学生時代なのに何故か一番懐かしく思えます。
苦しく困難な時ほどいつか大切な時代だったと思える日がくるのかもしれません。
そして何もつけずにそのまま食べます。どうしてだか美味しいと思うのです。惣菜パンや甘いパンでなくてもいいのです。パンの味を楽しんでいます。
今はいろいろなお店の食パンを吟味しています。それでもコンビニの少し高いパンもそこそこのおいしさです。
パンは正直、ご飯ほどお腹にたまらないのでいまいちと思っていたのですが最近は胃が小さくなったのか結構満足しています。
人がお腹いっぱいに物を食べれるようになったのは多分、昭和30年代ごろからでしょう。それまでは国民の生活も質素だったのを考えると私達は幸せな時代を過ごしています。
もうすぐ平成の時代が幕を閉じます。天皇陛下様がおっしゃられていたように平成は戦争がない時代ではあったがさまざまな困難にも直面した時代でもありました。
私は昭和の終わりから平成の初期までの時代が好きです。あれだけ悩み多かった学生時代なのに何故か一番懐かしく思えます。
苦しく困難な時ほどいつか大切な時代だったと思える日がくるのかもしれません。
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醍醐味
ただ生きる。
このことは実際はとても難しいことなのです。あまりにも多忙な日が続くと苦しすぎて何もしないで寝て過ごしたいなんて思います。
しかし実際、お休みになると寝てはいられません。何かしらしたくなってしまうのです。それが3日ぐらい続けば早く仕事がしたいと思うようになります。
一日ぼーと過ごしても一日。死ぬような苦しみの一日でも同じ一日。
どうせ生きるのなら、「生きることは素晴らしい」と思いながら生きたいです。
必ず挫折もあり、苦しみもあり、困難もあります。
ドラマチックに映画のストーリーのように途中で悲劇があり、最後にハッピーエンド。
生と死を繰り返し私達は生活しています。この世で生きているとどうしても死のことは忘れがちになってしまうのが人間です。しかし最後は旅立つことになるのだから精一杯、その日まで生き抜くのも生きることの醍醐味かもしれません。
このことは実際はとても難しいことなのです。あまりにも多忙な日が続くと苦しすぎて何もしないで寝て過ごしたいなんて思います。
しかし実際、お休みになると寝てはいられません。何かしらしたくなってしまうのです。それが3日ぐらい続けば早く仕事がしたいと思うようになります。
一日ぼーと過ごしても一日。死ぬような苦しみの一日でも同じ一日。
どうせ生きるのなら、「生きることは素晴らしい」と思いながら生きたいです。
必ず挫折もあり、苦しみもあり、困難もあります。
ドラマチックに映画のストーリーのように途中で悲劇があり、最後にハッピーエンド。
生と死を繰り返し私達は生活しています。この世で生きているとどうしても死のことは忘れがちになってしまうのが人間です。しかし最後は旅立つことになるのだから精一杯、その日まで生き抜くのも生きることの醍醐味かもしれません。
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運命の覚悟
うまくいかない時はどうすればいいと思いますか。
その時はじーと我慢することです。嵐が過ぎ去るのを待つがごとくじーと。
これから来る嵐にはどう対応したらいいのでしょうか。
実際、こればかりは運命だと思って受け入れるしかありません。その上でその嵐により大きく自分の生活が損なわれても、それはそれで仕方のないことなのです。
まず、命だけは守りましょう。どんな苦しみでもいつかは笑顔になれる日がきます。もしその苦しみにより命までも失うことがあったら大変です。
守るべきものはお金や地位や名誉や財産ではありません。
この魂を運ぶ命と人徳という人としてどう生きたかという財産です。
世の中はいいことがあれば悪いことがあり、悪いことがあればいいことがあるというようにうまくできています。
ただ己れの真心だけには逆らわずに生きなくてはなりません。これを失うと大きな徳という財産を失うことにつながります。
うまくいかない時はもがかずに運命を受け入れる覚悟が必要なのです。
その時はじーと我慢することです。嵐が過ぎ去るのを待つがごとくじーと。
これから来る嵐にはどう対応したらいいのでしょうか。
実際、こればかりは運命だと思って受け入れるしかありません。その上でその嵐により大きく自分の生活が損なわれても、それはそれで仕方のないことなのです。
まず、命だけは守りましょう。どんな苦しみでもいつかは笑顔になれる日がきます。もしその苦しみにより命までも失うことがあったら大変です。
守るべきものはお金や地位や名誉や財産ではありません。
この魂を運ぶ命と人徳という人としてどう生きたかという財産です。
世の中はいいことがあれば悪いことがあり、悪いことがあればいいことがあるというようにうまくできています。
ただ己れの真心だけには逆らわずに生きなくてはなりません。これを失うと大きな徳という財産を失うことにつながります。
うまくいかない時はもがかずに運命を受け入れる覚悟が必要なのです。
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シュークリーム
今日の三時頃、シュークリームを車の中で食べました。テレビで言っていたように裏返しにして。
んー、美味しい。最高に上手に食べられたと喜んだ瞬間、おもいっきりこの前買ったばかりのジャンバーの上にべったりクリームがついていました。そしてシートベルトに絡みつきジャンバー全体が大惨事に。
仕方なく、事務所に戻ってトントンと濡れタオルでしばらく叩いておとしました。
そういえば洋服の上にすぐにこぼす自分。ふとある過去の出来事を思い出しました。
何年も前に西国遍路の旅におつと寺のツアーで同行しました。その時に昼の食事をして早めに皆の掛け軸を御朱印してもらおうと急いでいたのです。時間がない。早くしなくては。
そんな状況の中、慌てていたのかお醤油を白衣に大胆にかけてしまったのです。
「えー。急いでいるのに何で」
頭が真っ白になりました。あーあまりのもバットタイミング。
そこにお店の定員さんがすかさず来てくれてあざやかに綺麗にポンポンしながら落としてくれたのです。
まさか再び真っ白になるとは思っていない私は本当に驚いてしまいました。
その後、超全速力で御朱印所に向かい、なんとか皆の時間を遅らせずにお参りをすますことが出来ました。
私にはその中年の女性が観音様のように思えました。
懐かしくありがたい思い出です。
んー、美味しい。最高に上手に食べられたと喜んだ瞬間、おもいっきりこの前買ったばかりのジャンバーの上にべったりクリームがついていました。そしてシートベルトに絡みつきジャンバー全体が大惨事に。
仕方なく、事務所に戻ってトントンと濡れタオルでしばらく叩いておとしました。
そういえば洋服の上にすぐにこぼす自分。ふとある過去の出来事を思い出しました。
何年も前に西国遍路の旅におつと寺のツアーで同行しました。その時に昼の食事をして早めに皆の掛け軸を御朱印してもらおうと急いでいたのです。時間がない。早くしなくては。
そんな状況の中、慌てていたのかお醤油を白衣に大胆にかけてしまったのです。
「えー。急いでいるのに何で」
頭が真っ白になりました。あーあまりのもバットタイミング。
そこにお店の定員さんがすかさず来てくれてあざやかに綺麗にポンポンしながら落としてくれたのです。
まさか再び真っ白になるとは思っていない私は本当に驚いてしまいました。
その後、超全速力で御朱印所に向かい、なんとか皆の時間を遅らせずにお参りをすますことが出来ました。
私にはその中年の女性が観音様のように思えました。
懐かしくありがたい思い出です。
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