小さいことからコツコツと。

一日に十回いいことをすればとても徳を積むことになるんですよと教わりました。それはなんでもいいのです。たとえば

・ゴミをひろう
・道をゆずる
・笑顔で人に接する
・相手のいいことをほめる

など。これらのことは多少のエネルギーを使いさえすれば可能なことです。しかしそれが出来そうで出来ないのです。

出来そうで出来ないこと。つまり頑張らなくてはできないこととは違います。ゴミを歩いていて少しかがめばすむ話です。そしてゴミ箱にポイと。道も数秒待てばいいのです。よほど時間に追われていないかぎりはたった数秒はテレビの前でボケーと何十分も座っていることに比べれば。笑顔だって相手の反応に関係なくこちらから笑いかければすむ話です。見返りをもとめていないので簡単です。相手のことをほめるのは言葉に出せばなおさらいいですが心で思うだけでも想念としてはつながることができます。それだけで相手の魂の後押しにもなるのです。

人はつまりは簡単なことほど難しいのです。

灯台下暗し、そんなことすぐにできる。いつだってできる。私にはもっとやらなくてはいけないことがあるんだ。これは私の使命なんだ。
そんな人ほど近くの人の気持ちをおろそかにしがちです。

徳を積むのは小さいことから。身近なとこから頑張りましょう。