すべては自分自身

何も生きていて楽しくない

よく聞く言葉です。
でもそれは日常だから、非日常ならばそんなこと言ってられません。

私のように非日常の空間に身をおくことが多いと生きていることのありがたさがどれだけかをひしひしと感じるのです。

もし生きられるなら、先生どんなこでもします。

そうお願いをしてくる人より、自分はどんなことがあっても生きるんだという人の方が生き延びる可能性が高いと医師に聞いたことがあります。

最終的には自分自身の生命力にかかっているのかもしれません。

何も生きていて楽しくないは生きていていたい、の表れの思いです。
しかし、楽しくない人生も楽しいよう生きるぞは生きる可能性を広げていくに違いないと思います。

すべては自分自身です。

無駄でない

歴史は紡いでいきます。私達が生きた証は後世に繋がっていくのです。

古い写真をみると今ある自分もいつかはこのように誰かに見られ語られるのではないかと思います。むしろそうであってほしいと願うものです。

忘れられることが一番悲しいことかもしれません。でもその人を思い出すことであの世の故人はすごく喜んでいるのではないかと思います。

私はよく昔話をするのが好きです。年配の老人にいろいろな自分の人生を語ってもらうだけでその人の人生を少し追体験できる気分になるからです。
それと同時に供養にもなります。なんだか自分のことを知ってくれて嬉しいという言葉が聞こえてきそうです。

それからその人のことを思い出してあげるだけでまるで映画のワンシーンを自分の中にえがくことができます。

最近、自分の青春時代のことを思い出すことが多くあります。若かりし頃は思い出すのも恥ずかしいですが頭に浮かんでくるのだから仕方ありません。

でも他人のみならず自分自身も思い出してあげることが供養になるのではないか、なんて思います。

思い出してなにするわけでもないけど「あーすればよかった」と思うことは無駄ではないようにも思えます。

秋の季節

ほぼ一日中除草剤をまいていました。草は9月に入ると急激に勢いをなくします。まるで役割を終えたかのように。

6月7月8月の草はどうにもなりません。草刈りをしてもすぐ勢いよくはえてきます。もうやるだけ無駄だと思い除草剤ばかりをまいていました。
そして今の時期に草刈りをするともうこれで大丈夫となるわけです。

暑いけれどもう夏ではありません。あの高温でむしむしした信じられない状態は今はないのです。時々清々しい風がふきます。

私はこれから落ち葉の季節までの間が一番楽できると思っています。落ち葉の季節になったらまた風がふくたびに霊苑にいって掃除です。
今はまだその時期まで時間があります。

お盆が終わったらもうお彼岸です。彼岸をすぎれば急に寒くなってきます。

我が家の鈴虫も少しづつ鳴き出しました。季節を感じます。

根性

ひさしぶりにお休みです。

眼科に行って検査したけど異常なしでした。老眼だそうです。

身体を思いっきり休めました。少し疲れがとれたみたいです。

お盆はよく頑張りました。自分を褒めたいです。
暑さにめげずに黙々と。

お寺に勤めていた頃よりハードです。
そうですね。しいて言えば火祭りとか初詣の時と似ているでしょうか。

懐かしいです。達成感がなんとも言えず好きでした。

これからは普段業務に集中できます。

なんでもやれる、その根性は身につきました。

やれる気がします。

来世に

この世の中は修行の世界。ある意味理不尽です。

若くして自ら命を絶ってしまう。彼ら、彼女らにはこれから沢山の未来が待っていたというのに。

才能はそれぞれに宿ります。その才能を生かし切るかそうでないかはその人自身にかかっているのです。

もちろん、自分の才能よりも優れたものを持っている人はたくさんいます。しかし生かし切れるかはそれとは別なような気がするのです。
縁でしょうか。因縁でしょうか。運命でしょうか。宿命でしょうか。

逆に才能がそこまでなくてもそれ以上の実力をこの世で出せる人もいます。

輪廻転生を考えればこの世で実力を出し切れなかったとしても来世でそれを叶えてほしい。そのように思います。
もうこれを逃したら来世はないという覚悟をもって。

心が優しく、繊細な人ほど行き詰るのがこの世の中です。そんな人ほど報われてほしいと思います。