林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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青春の旅立ち-只見線完乗の旅2.

2024-04-02 | 鉄道・旅行

 2.2023年夏の青春18きっぷ2回(人)目での決行

2011年7月30日の豪雨での只見川の氾濫により、
橋梁の流出や路盤の被災などで廃止の危機にあった只見線だが、
復旧費用を福島県が3分の2することにより復旧工事が実現、
路盤を福島県が所有、維持管理費は福島県が7割負担、
残りの3割を沿線地方自治体が負担することとして、
JR東日本が第二種鉄道事業者、福島県が第三種鉄道事業者となった。
そして厄災から11年後の2022年10月1日、
全区間での運転再開が実現したのだ。
そこでJR東日本の旅客営業区間の中で唯一の未乗車区間であった、
西若松から小出までの区間を含む、只見線全線一挙乗り潰しを計画、
2023年夏の青春18きっぷでこれを実行することにした。

青春18きっぷは7月20日から9月10日までの区間に、
5回(人)分使用できる国鉄時代からある企画切符で、
国鉄分割民営化後もJR旅客会社全線で普通列車に使用できる。
7月23日日曜日から1泊2日で、
柵原ふれあい鉱山公園で保存されている片上鉄道の取材に出掛けたが、
この時、2日目に青春18きっぷを使用して四国を旅した。
そして2回(人)を使用し、只見線完乗の旅を企画した。

只見線は全区間で復旧したものの、運転本数は多くなく、
小出から会津若松まで行く上り列車では上手く計画が組めず、
会津若松から小出までの下り列車で計画することにした。
それでも全区間を走る下り列車は1日3本しかない。

 06:08会津若松発→10:41小出
 13:05会津若松発→17:47小出
 17:00会津若松発→21:26小出

06:08会津若松発は当然ながら前乗りしないと乗車できない。
17:00会津若松発21:26小出着だと浦佐で最終の「とき」で帰京は可能だが、
そもそも夜間移動で途中駅での取材も出来ず、単なる乗り潰しで写真が撮れない。
正直云ってこれでは意味がない。
やはり企画するなら13:05会津若松発の列車しかない。
勿論、この列車が混雑するのは容易に想像できるが仕方がない。
このダイヤだと会津川口では31分、只見では10分の停車時間があり、
ここでの駅取材は可能である。
そこでこれを利用するとして、計画を作成した。

 8月6日日曜日

08:08東京発の東北新幹線「やまびこ127号」で郡山まで行き、
快速「あいづ1号」で会津若松まで移動する。
会津若松の「マルモ食堂」でソースカツ丼を喰い、
13:05会津若松発の只見線で4時間42分掛けて全区間を乗り潰す。
終点の小出には17:47に到着、「富貴亭」でみそカツ丼を喰い、
上越線で浦佐まで移動して、上越新幹線「とき342号」で帰京する。


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