蛇足さん 2012/06/03 19:16 のつぶやき
★ まともな人間とまともじゃない人間
【政治の話が嫌いな人は「今日の知新維新」は読まないでください】
世の中は「まともな人間がまともじゃない」と言われ、まともじゃない人間が「まともな人間」と評価される傾向があります。
歴代総理の進退問題を見ますと、我々が知っている総理で「まともじゃないといわれているには細川殿様総理」です。彼は、日本新党を作り、小沢さんの御輿で総理大臣になりました。そして、国民福祉税構想を発表したことで支持率が低下、更に佐川急便グループ問題から総辞職しました。そのあと、政界も引退したのですが、多分、政治家のしたたかさに嫌気が指したのではないかと思います。
振り返りますと、今の野田総理は「小沢さん」「輿石さん」「自民党」「公明党」の包囲網で、身動きが取れなくなっていますが、それでも「消費税増税に政治生命をかける」と言っています。世の中を変えるために必要なことは「国民の支持」であるのに、野田総理は「国民は無知なのだと言ったかどうかは分かりませんが、財務相官僚のほうを向いた」政治をしています。
そういう姿勢で「世の中が変えられる」わけはありません。少数派の小泉総理のやり方を見れば「国民の支持」が以下に大切か分かっていると思うのですが、この間違った方向に「政治生命をかける」と言っている野田総理は「滑稽」にしか見えないと思います。
細川総理は「まとも」だったことで政治に向かず、政界を去ったと思いますが、これを無責任と取るか、政治の世界は異常な世界であり、その世界で行きたくないと思ったかは分かりませんが、後者であれば「細川総理はまともだった」のではないかと思います。
★ 小沢さんに対して、否定派が多いのはなぜか
小沢さんに対しては「国民のほとんどが否定」しています。有識者といわれる人々も「肯定派と否定派に二分」されています。これは私の個人的見解ですが、小沢さんは人間嫌いであり、一定期間「同じ人間達と話す」と耐えられなくなり、その環境を壊して「再び、理想を求めて新しい環境を作る」ということを繰り返しているのではないかと思います。
使命感を持って、人よりも勉強もしていると思います。しかし、人間嫌いでは「政治家は向かない」と思います。ピュアな性格も政治化には向かないと思います。ただ、特別の才能をもらっていますので「政治の世界」でも生きられるのですが、潔癖すぎて「普通の政治家にとっては、うるさい存在」になります。
そして、一定期間過ぎますと「お互いに、話もしたくない」という気持ちになって、グループを解散します。小沢さんが「壊しや」と言われているのは「このような流れで、最終的にはグループを壊して、理想的なグループをもう一度作り、国民にとって理想的な政治をしたい人で日本の政治を動かしたい」と思っているのではないかと思います。
ということは「小沢さんは政治化には向かない人」だと思います。小沢さんに与えられた使命は「官僚と戦い、官僚制度を崩壊させる」事ではないかと思います。過去の日本の総理で「大蔵省=財務相」に理論で勝った政治家は田中角栄しかいないといわれています。小沢さんは最後には高中角栄にも反旗を翻した人ですが、直系でもありますので「一度、小沢さんと財務省を戦わせて見たい」と思っています。
そして、行政改革が終わった段階で「賀沢さんの役割は終わった」ことになります。ここから先の「創世」には「小澤さんは邪魔になります」から、この段階で政界を引退すべきだと思います。