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マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【17】

2006-11-18 08:31:25 | 世の中のいろいろ
第17回・「国家と個人」
を読みました。


伊藤氏自身は、今の日本の憲法を完璧だとは思っていないそうです。
価値を見出す部分は「近代立法主義(少数派を守る)」であること。
これは大きく評価している。


つい忘れてしまいがちなこと。

「個」について。

今の憲法は「国家は個人の集まり」として捉えられている。
もとは、一部の人間の身分を国家から保護するものとしていた時代(中世立法主義)から、
一人一人(個人)を守るものへと変わってきた過程についてもこのページで触れられています。


しつこいほど言われて来ている「個」を守るための「国家の権力への歯止め」である憲法。


そして大切なこと、
人はみな、同じように尊重されるべき。
人はみな、一人一人違うのだ=「個」である

という捉え方。


この解釈が今の日本の社会では、
「みな同じでなくてはならない」というふうに謝った捉え方をされている気がします。

180度意味が違ってきます。

例えば、障害をもつ人が尊重されていると感じることは難しく、
生きづらいと感じるのは、そのせいではないでしょうか。


「障害者自立支援法」(Wikipedia)は、憲法に則っていると思えません。


ただ!
この「個」を守るという価値観(個人の尊重)は、
実はとても奥が深く、そう簡単に共有できるものではないということを、
次のページで触れられています。


次は、
第18回・個人の尊重「人はみな同じである」について06-06-21UP
を読んでみます。


心配事が取り越し苦労でありますように。
imktj