週末、3回目のお芝居を観に行って来た。
ノアノオモチャバコの「人形の家」です。
ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの作品・・・
といっても、戯曲というものを読んだことがないです。
テーマがとても興味深いです。
男と女、夫と妻、親と子・・・
これらの関係性や、存在について。
今回、登場人物が少なかったし、わかりやすかった。
(最初トルバルってだれかわからなかった、笑)
くるくる回る木の実のメリーゴーランドのセットがかわいかった。
ほとんど音楽を使っていなくて、
役者さんが自らセットを使って音を出して、
表現していたと思う・・・
それから、生のお芝居の、時間の流れの演出がすき。
下北沢にある楽園の言う劇場の形もおもしろいし、
今回は片方の客席も舞台の一部に使っていて、
不思議な感じだった。
メイドさんが何度も何度もいうの。
”元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。
今、女性は月である。他に依つて生き、他の光によつて輝く、
病人のやうな蒼白い顔の月である。”・・・
ノーラは、夫を捨て子どもたちを置いて家を出て、
あのあとどうなったのかなあ・・・
平塚 らいてう 元始女性は太陽であつた。
(
日本ペンクラブ:電子文藝館>招待席)
下北沢小劇場「楽園」で,イプセンの『人形の家』を観る。...(
ふじたん)